なりあきらさん
のうた一覧
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信号で 座って止まる 犬を見て 信号無視の 自分を恥じる
令和五年六月二十八日
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いつだって 爆睡してる あの娘 今朝は起きてる どうしたのかな
令和五年六月二十六日
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真夜中に 鳴いているのは 蛙たち 明日は雨だと 伝えるように
令和五年六月二十二日
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足早に 北上川は 流れ去る 水無月の熱 持ち去るように
令和五年六月二十一日
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この道は いつか来た道 知らぬ道 何処だか知らぬ 夢の道かな
令和五年六月十九日
5
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いつになく 光やさしき 朝なので 光る人にぞ あはざらめやは
令和五年六月十三日
5
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ひっそりと 道端に咲く 紫陽花で ここが何処かと 惑わせる花
令和五年六月十日
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朝焼けに 雲が真っ赤に 染まる空 朧な月が 静かに浮かぶ
令和五年六月五日
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ゆらゆらと 柳が揺れる 隅田川 かげにうつろう 山吹の花
令和五年五月二十五日
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五月雨に ものを思えば ホトトギス 何処で鳴くのか 夜の帳に
令和五年五月二十三日
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木漏れ日が 眩き朝に 蛙鳴く 雷雲が 遠くに見える
令和五年五月二十二日
6
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久方の 光のどけき 朝の道 季節はずれの 鶯の声
令和五年五月十六日
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夢にみた 吉野の山の 桜花 ただ白雲に 覆われた花
令和五年五月十五日
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筑波山 今朝見てみれば 春がすみ 姿見せずに 鳴くホトトギス
令和五年五月十二日
6
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今はもう 何処にも見えぬ 花なれど 瞼に浮かぶ 山吹の花
令和五年五月九日
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桃色の 雨傘さした 娘たち 春かとまごう 雨の朝かな
令和五年五月八日
6
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見上げれば 五月の朝に 雪かぶり 時を惑わす 富士の山かな
令和五年五月二日
8
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いつの間に 五月となりし あしひきの 山ホトトギス まだ鳴かぬ間に
令和五年五月一日
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つつじ咲く 路地を歩けば 露光り 小雨の朝も 色づきにけり
令和五年四月二十六日
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夜明け前 聞こえてくるは 風の音 ああ待ち遠し 山ホトトギス
令和五年四月二十四日
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