なりあきらさん
のうた一覧
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北風が ひとたび止んだ 雲間から 光さやかに 見える春かな
令和六年二月二十八日
7
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常磐なる 松の木さえも 春近く そよ風吹いて 揺れ動く午後
令和六年二月二十日
7
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鵜の鳥が 三羽並んで 飛んでゆく 朝の仕事場 いつもの川へ
令和六年二月十四日
3
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青空に 溶けゆくような 梅の花雲の間に間に 入り混じりつつ
令和六年二月十二日
4
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雪道を 黒いカラスが 跳び跳ねる モネやシスレー 絵のような朝
令和六年二月六日
4
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まだ暗き 物音もない 冬の朝 梅の香りが 微かに香る
令和六年二月五日
5
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青空を ひこうき雲が 飛んでゆく 僕の想いも その後を飛ぶ
令和六年二月一日
8
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北風が 吹き来る朝は ひよどりの 鳴くその声に 草木がそよぐ
令和六年一月三十日
7
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冬ごもり 人影さえも 見えぬ夜 月の明かりが 照らす夜かな
令和六年一月二十六日
3
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キヨキヨと 見知らぬ鳥が 鳴く朝は 見知らぬことに 出会えるようだ
令和六年一月二十三日
3
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北風が 吹けばさすがに 寒けれど 日射し眩しき うららかな朝
令和六年一月十六日
6
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古き道 幾たび来れど 今もなお 見慣れた道に 子燕が舞う
令和六年一月十五日
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冬ばれも どこか空しい 川べりを ピッと眩しい カワセミが飛ぶ
令和六年一月十日
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あらたまの 年の始めに 春霞 空にたなびく うつろふように
令和六年一月一日
4
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カイツブリ 水面を走る 列をなし 末の松山 越すかのように
令和五年十二月二十六日
4
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夕焼けが 雲をピンクに 染める暮れ まだ見ぬ夢を 見える暮れかな
令和五年十二月二十日
9
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道端の 落葉もすでに 萎む午後 街も月日も 暮れにけるかな
令和五年十二月十八日
6
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目が覚めて 風を感じて 日が昇る 木々が色づき かの人想う
令和五年十二月十三日
5
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雨降りて 水かさ増した 川べりを 音も立てずに 青鷺が飛ぶ
令和五年十二月十一日
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朝ぼらけ 有明の月に 照らされて 暗き路面に 枯葉が積もる
令和五年十二月七日
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