なりあきらさん
のうた一覧
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朝早く 鳥の声にて 目覚めると 窓の向こうが 色づいてくる
令和五年一月二十六日
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天の原 ふりさけ見れば 常磐なる 筑波の山を 照らす朝焼け
令和五年一月二十五日
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花よ花 咲いているのか あしひきの 山の向こうに 隠れるように
令和五年一月二十四日
3
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遠い日に 一目のみ見た その花は 今もその名も 知らぬ花かな
令和五年一月二十三日
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朝靄が 雲なき空を 覆う朝 いつもの鐘が 遠くに響く
令和五年一月二十日
3
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春の夜に 香りに誘われて 窓の外 姿は見えぬ 梅の花かな
令和五年一月十八日
2
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鶯が 花の蕾に 身を寄せる 春の気配を 知るかのように
令和五年一月十七日
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春がすみ 立てる空には 雁が行く 過ぎ行く時に 追われるように
令和五年一月十六日
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椋鳥が さえづる朝に 日が射して 木々の緑も 色づいてくる
令和五年一月十三日
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常磐なる 松の木さえも 春なので 日射しを浴びて 色まさりけり
令和五年一月十二日
3
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梓弓 引いて春雨 降る朝に 羽根震わせて ひよどりが飛ぶ
令和五年一月十一日
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夜明けまで 窓を揺らした 冬風が 日の出とともに 霞と消える
令和五年一月十日
3
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霞立ち 枝の先には 白い雪 一足早く 花咲くように
令和五年一月六日
5
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枝の葉は 吹く風ごとに 別の舞い 今吹く風に 彷徨うばかり
令和五年一月五日
5
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昨日晴れ 今朝は曇りの 隅田川 川風吹いて 木枯らしが舞う
令和四年十二月二十八日
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朝ぼらけ 見慣れぬ鳥が 枝の先 未知へと誘う 渡り鳥かな
令和四年十二月二十七日
2
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ゆく川を 朝日が照らす 水面には 眩い色の 光が走る
令和四年十二月二十六日
4
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笹の葉に キラリと光る 雨滴 行き先照らす 灯台のよう
令和四年十二月二十二日
4
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朝焼けが 遥か地平を 染めてゆく 雲の中には 朧気な月
令和四年十二月二十日
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朝霧が 辺りを覆う 港にて 囁くように 汽笛が響く
令和四年十二月十九日
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