なりあきらさん
のうた一覧
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久方の 光のどけき 春の日に 音も立てずに 白波が立つ
令和四年五月十日
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五月雨に 椋鳥が鳴く 一羽二羽 紅いくちばし とがらせながら
令和四年五月九日
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筑波山 見つつ過ぎ去る 窓辺には 山ホトトギス 鳴いてるようだ
令和四年四月二十五日
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久方の 朝の青空 見たけれど ふと気がつけば 雲隠れかな
令和四年四月二十一日
2
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灰色の 雲の向こうに 浮かぶのは どこまで続く 青い空かな
令和四年四月十四日
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朧月 何故にそんなに 身を隠す 何を憂いて 俯くのかな
令和四年四月六日
3
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朝ぼらけ 雲の合間を 鳥が飛ぶ 何処が晴れるか 知ってるように
令和四年四月五日
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春風が 川の水面を 揺らすたび 木の影さえも 移ろうようだ
令和四年三月二十九日
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ほんのりと 桃色に咲く 桜花 見ている人を 酔わせるように
令和四年三月二十八日
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朧気な 朝空に浮く 丸い月 昨日の余韻 留めるように
令和四年三月二十五日
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鶯の 声に誘われ 来た野辺で 風に揺られて 咲く桜花
令和四年三月二十四日
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春霞 富士の姿を 隠せども 辺りに舞うは 春の風かな
令和四年三月二十三日
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霧深い 湖畔の森に 日が昇る 木々が色づき 鳥たちが鳴く
令和四年三月二十三日
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ブンブンと ミツバチが舞う あちこちで 香りで誘う 梅の花かな
令和四年三月十五日
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何故富士を 隠してしまう 春霞 光のどけき 春の日なのに
令和四年三月十四日
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おぼろげな 月の光し 清ければ 花咲く森に 明かりが灯る
令和四年三月十一日
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ひさかたの 光のどけき 春の朝 あちらこちらで 鶯が鳴く
令和四年三月十日
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冬晴れの 空をかもめが 飛んでゆく 群れる仲間を 見ることもなく
令和四年三月七日
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朝焼けの 空の果てへと 鷹が飛ぶ ひこうき雲を 追いかけて飛ぶ
令和四年三月二日
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外へ出て ふっと感じる あちこちに 春風が舞う 三月の朝
令和四年三月一日
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