ひげじぃさん
のうた一覧
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チョークの粉、指にまぶしし伝言の「北口で待つ」を子等は嘲笑えり
令和三年九月十四日
11
昭和はほんとうに遠くなりました。...
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無意識に眼鏡のレンズを拭いている 診断の日に 告知の朝に
令和三年九月十三日
11
梅雨の真っただ中の六月。 なに...
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「大したことじゃない」と声張れば大したことになっている顔色
令和三年九月十三日
4
重い病名にうろたえていたのは、自...
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寄り添いて歩幅合わせつ八月の白き日傘に首を縮めし
令和三年九月十二日
10
男はパナマ帽、女は日傘。 時代...
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藍白の「かしこ」で括らる玉梓を閉じてはひらき夏は終われり
令和三年九月十一日
11
便りが届いた八月 今年もあの花...
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風草の揺蕩う土手にそぞろ出で秋夕映にプルトップ引く
令和三年九月十一日
9
じじぃがひとり、沈む夕日に黄昏れ...
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凡作を書き散らかして夜もすがら数多の歌や天井さまよう
令和三年九月十日
10
決まりかけてた仕事がボツになって...
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手垢つき使い古さる言の葉を持て余しつつ筆は黙せり
令和三年九月十日
12
これからも懲りずに作歌してゆくと...
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蠑螈さえおりふし鳴くと誰か言ひし鳴ける蠑螈の羨ましけり
令和三年九月九日
7
所説あるようですが、イモリの鳴き...
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爆ぜかえる手持ち花火にぬばたまの深き闇夜にタロウは吠ゆる
令和三年九月九日
5
こいつには見てはいけないものがき...
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暮れぐれになにをか想う夕蝉のシャツにとまりてカナカナと啼く
令和三年九月八日
10
帰宅途中、ふいに背中にとまった蜩...
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生きわびし一生の息を響ませてツクツクボウシの声や嗄れおり
令和三年九月八日
5
思えば生きにくい人生を歩んできた...
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寄り合えば病気自慢に惚け自慢 やるかたもなく揺れるコスモス
令和三年九月七日
11
同級会っていっても皆じじいだし、...
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ワクチンの接種案内ひらきいて吾も高齢者かと窓ガラス見ゆ
令和三年九月七日
3
他人のことは見えていても、てめぇ...
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エアコンをおやすみモードに切り替えて音なき音の遠花火
令和三年九月六日
3
今年の夏もずっとエアコンのお世話...
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何処やらか雲の匂いの立ち上がりザッと黒染む細き路地裏
令和三年九月六日
5
少しずつ秋の装い濃くなってゆく季...
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無言にて生くを断ちたる友の背に真っすぐ伸びる白き光跡
令和三年九月五日
5
この場に相応しくない歌なのかもし...
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幾度もなんで君がと問いみれど遺影の友はただ微笑みて
令和三年九月五日
10
仏前に蝋燭さす手ふるわせつ 亡...
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雨の夜に老母はひとり逃げしとう 着の身着のまま位牌握りて
令和三年九月四日
6
三年前、土石流が実家を襲った前夜...
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水引て泥にまみれし椀ふたつ 天高き空、ゴミとして出す
令和三年九月四日
7
どろだらけになってしまった家財を...
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