ひげじぃさん
のうた一覧
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遠からず別離は来しと悟りしか母の微笑み聖母の如く
令和三年十月八日
8
施設での面会もままならず、職員の...
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廃屋の柱の疵は歳ごとの遥な聞こえむにぎやかき声
令和三年十月八日
6
朽ちかけそうな廃屋に佇み、幾筋も...
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恋文を裂きて燃やせる秋の夜の 火の粉の闇に風鈴ゆれり
令和三年十月七日
11
玉梓?・・雰囲気ちがう。 付文...
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濡れ縁に猫まるまりて庭枯れし荒屋の軒の粉ふく干し柿
令和三年十月六日
13
記憶のどこかに残る景。 いつど...
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光照る濃き紫の茄子紺の 亡父の好みに味付けをせり
令和三年十月五日
10
父亡きあと、たまの帰郷時に出され...
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細枝に並びて久し秋雀ちょんと啼きいてじっと吾を見ゆ
令和三年十月四日
6
まだふくら雀とまではいかないよう...
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半歩でも踏み出せたなら降りてきて勇気の分だけ抱きしめてくれ
令和三年十月三日
10
泣き言は言わないと誓ったはずなの...
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引き窓の細き隙間の青空のどこまでもゆく白き航跡
令和三年十月三日
9
晴れ渡った秋空にくっきりと伸びる...
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息せきて石段踏みし汝が背中に赤子のごとき山紅葉ふる
令和三年十月二日
9
福岡県朝倉市は筑前の小京都と称さ...
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立ち並ぶピザ屋の幟はためきて色なき風の絨毯となり
令和三年十月一日
11
事務所の隣のピザ屋さんの幟。 ...
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積日の労苦を分かちし秋の夜は静謐な膳ふたり向かいて
令和三年十月一日
12
盆暮に共に飲むのが楽しみでしたが...
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この海は夏に来た海 君と見た雨虎棲む雨の日の海
令和三年九月三十日
13
夏から秋、時は過ぎ季節を越えても...
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颱風は霊山の嶺吹き越えて初風となり背後より吹く
令和三年九月二十九日
8
霊山は大分市内南西部にそびえる山...
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喪ひて初めてぞ知るうばたまの髪梳く君の指やか細し
令和三年九月二十八日
10
失いしものこそ、再び身近にするこ...
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対岸の校舎を染める夕間暮 ブラスバンドは途切れに聴こゆ
令和三年九月二十八日
13
コロナ禍で発表の場をなくし、それ...
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ビニールの傘に銀杏葉はりつけて雨あがる街颯爽とゆく
令和三年九月二十七日
12
透明傘に一枚の銀杏の葉っぱを貼り...
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碧天の白にじむ青切り抜きてその欠片持て君に逢いたき
令和三年九月二十六日
8
ブルーマンデーを前に、この際おり...
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逡巡を繰り返しても解はなく朝露しみる落葉踏みゆく
令和三年九月二十六日
11
思い悩んでも仕方ないってことは分...
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このあとの予定訊きたきOPAMの空中廊下ゆっくり渡る
令和三年九月二十五日
11
職業柄、大好きな県立美術館です。
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昼まだき格子の陰のテーブルにふたつのコップ カフェ・シャリテ
令和三年九月二十五日
10
結句二音の字足らずはどうしても譲...
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