ひげじぃさん
のうた一覧
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鈴の緒を取りはずされし拝殿へむかう回廊ひぐらしの啼く
令和三年九月三日
9
コロナ禍で、拝殿の鈴さえ取りはず...
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立夏の夕、細く伸びたる吾が影をたよたよ引きずり帰宅をなせり
令和三年九月三日
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疲れています。
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雨やまぬ居間に渡ししTシャツのカーテンくぐりて盆休みゆく
令和三年九月三日
5
お盆の間は次々と現れる線状降水帯...
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麻酔去りゆるり目覚めし病室の冷たき酸素 生きておるらし
令和三年九月二日
8
大した手術ではなかったけれど、長...
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掌に思い出ぎゅっと握りしめ手術室まで運ばれており
令和三年九月二日
3
病室から手術室までは長い長い廊下...
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君のアルペジオにストロークで応えて 夏は未だ口閉ざしおり
令和三年九月一日
6
共に己の気持ちを上手に表わすこと...
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糠雨に肩濡れぬかと気づかいて相老い傘の径をちぢめり
令和三年九月一日
6
ひょんなことから、二十数年前に別...
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夕光に父と垂らしし釣り糸を脈絡もなく思い出しおり
令和三年八月三十一日
6
おやじが亡くなってもう何年も経つ...
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微笑めば嘘が本当になってゆく優しさの裏、痼り残して
令和三年八月三十一日
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いくつになっても人様とのお付き合...
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ヤマユリの花がら摘みて濡れ縁にサイダーの栓ふたつ抜きおり
令和三年八月三十日
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夏の日の縁側の風景を詠んでみまし...
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満月はフラワームーンと名を替えてゆらめく水面に嗤いおり
令和三年八月三十日
4
月にはいろいろ呼び名はありますが...
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蝉声の日暮し門の参道の段踏み留むる青紅葉かな
令和三年八月二十九日
6
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夕さりて蜩しみる柞原の参道はるか大太鼓鳴る
令和三年八月二十九日
6
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猫抱きて「あいたいねぇ」と問うている 逢いたきひとの腕のぬくもり
令和三年八月二十八日
5
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日照雨打つ子らは転びて軒下にアイスなめつつ空を眺むる
令和三年八月二十八日
5
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柄杓をも取り払われし手水舎の水面にほつり蝉殻の浮く
令和三年八月二十七日
10
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薄日射す待合室にひとりいて他人の如く吾の名を聞けり
令和三年八月二十七日
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入院手続き中の待合室で。
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