ひげじぃさん
のうた一覧
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霜踏みて鳴き砂のごと参道の遥か緋色の椿三つ四つ
令和四年二月六日
13
色なき冬のかすかに灯る。
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手垢つき使い古さる言の葉を持て余しつつ筆は黙せり
令和三年九月十日
12
これからも懲りずに作歌してゆくと...
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軒の端の中秋無月や寂しけれ汝なき蚊帳の褥にも似て
令和三年九月二十一日
12
せっかくの名月っていうのに雲が懸...
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ビニールの傘に銀杏葉はりつけて雨あがる街颯爽とゆく
令和三年九月二十七日
12
透明傘に一枚の銀杏の葉っぱを貼り...
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積日の労苦を分かちし秋の夜は静謐な膳ふたり向かいて
令和三年十月一日
12
盆暮に共に飲むのが楽しみでしたが...
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昨日まで半袖纏いし神無月 マスクの吐息に眼鏡曇れり
令和三年十月十五日
12
日中はともかく、朝夕はぼちぼち長...
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椀二客、平皿二枚、箸二膳 すべては遠きふたりでのこと
令和三年十月二十九日
12
ふたり分の食器は、もう不要なのか...
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週一度、拙く聴こゆ鍵盤の知りもせぬ子を励ましており
令和三年十一月六日
12
週末になると、遠くより聞こえる車...
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温泉の湯気に吐息はまぎれこみ露天のぼりつ星々に消ゆ
令和三年十一月十八日
12
思うこと思わぬこと願うこと、いろ...
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柄になく鈴の音流る花店のジングルベルに背中押されり
令和三年十二月十日
12
花屋さんの店先にもクリスマスカラ...
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とまり木にひとり坐りて一年の凡作駄作にグラス合わせり
令和三年十二月十六日
12
なんとかしのいできた辛い一年でし...
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鶯の初音ありし日梅の枝にきみ結びたる御籤をさがす
令和四年一月七日
12
新春といってもそれは暦のうえでの...
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色もなき冬暁の庭に降り下駄歯の下に霜ばしら鳴く
令和四年一月十一日
12
仕事始めは先週からとはいえ、本格...
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いくつもの夜を重ねし病室の臥せる枕に吾が鼓動聴く
令和四年一月十八日
12
半年前は気持ちも臥せっていたよう...
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手水舎の丸き柄杓の薄氷に千木より昇る冬陽さやけし
令和四年二月四日
12
人の気配さえない山頂の神社は、た...
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恋文を裂きて燃やせる秋の夜の 火の粉の闇に風鈴ゆれり
令和三年十月七日
11
玉梓?・・雰囲気ちがう。 付文...
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寄り合えば病気自慢に惚け自慢 やるかたもなく揺れるコスモス
令和三年九月七日
11
同級会っていっても皆じじいだし、...
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藍白の「かしこ」で括らる玉梓を閉じてはひらき夏は終われり
令和三年九月十一日
11
便りが届いた八月 今年もあの花...
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無意識に眼鏡のレンズを拭いている 診断の日に 告知の朝に
令和三年九月十三日
11
梅雨の真っただ中の六月。 なに...
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チョークの粉、指にまぶしし伝言の「北口で待つ」を子等は嘲笑えり
令和三年九月十四日
11
昭和はほんとうに遠くなりました。...
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