茂作さん
のうた一覧
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初日の出孫が發句を唱へれば 下の句探す良き新年初め
令和四年一月二日
12
小三の孫が学校で俳句を習ったとか...
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手水にも錢沈むかな法華經寺 よき年なれと祈り重ねん
令和四年一月一日
12
早朝に近くの中山法華経寺で初詣 ...
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ささやかに紙のお飾り同じ松 いづこも待つや新春の訪れ
令和三年十二月三十一日
13
隣近所も正月準備は終わったようで...
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絹さやの花を思ひて植ゑつけん うぐひす鳴くや早きを競へ
令和三年十二月三十日
19
絹さやえんどうの定植を終えました...
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寒々と冬こそ能登に來にけらし 横雪すごき狼烟の燈り
令和三年十二月二十九日
14
狼煙灯台 真冬の雪は苛...
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こぼれ落ち水はポンプを驅け巡り あぶくとなりて金魚と遊ぶ
令和三年十二月二十八日
13
水槽の掃除をやっと済ませました
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大和川上る異國の教へには 臣を惑はす毒を含めり
令和三年十二月二十七日
16
仏教伝来の地 百済の使...
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能登の海冬ぞ寂しさまさりける 時雨に混じる鳶の寒聲
令和三年十二月二十六日
19
特に外浦(そとうら)の冬は厳しい...
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枕元 そつと教へる弟に サンタの正體 二人の祕密
令和三年十二月二十五日
16
サンタの正体を幼い兄弟は知らない...
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いとほしや嬰兒に添ふ母のごと 老婆は冬菜を飽かず見つめる
令和三年十二月二十四日
19
冬野菜は成長が遅くそれ程手間を掛...
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二人だけ靜かな夕餉聞こへ來る ジングルベルは遠き思ひ出
令和三年十二月二十三日
14
子供たちが成長してからはクリスマ...
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冬日浴び芽吹くよろこび清白の 春にも負けぬ青の眩しさ
令和三年十二月二十二日
21
冬撒き大根 品種改良、マル...
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蹈み入るを足も迷へる霜柱 ほどなく消へる命なりせば
令和三年十二月二十一日
20
土起こしをした翌日の朝、畑には見...
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さきたまに眠る刀劍陽を浴びて 若建命いま甦る
令和三年十二月二十日
18
さきたま古墳群 出土した鉄...
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散り敷ける朽ち葉彼方此方蹴散らして 枝を貫き吹ける木枯らし
令和三年十二月十九日
15
強風でした 本格的な冬の到...
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吉野ケ里案内の翁それとなく 此處は卑彌呼の舘たるべし
令和三年十二月十八日
15
吉野ケ里遺跡 地元のボラン...
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不揃ひの痩せて殘した蘿蔔の 肥さ叶ひて今日の採り入れ
令和三年十二月十七日
12
成長が遅く収穫出来なかった大根が...
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ひがし茶屋友禪纏ふ乙女子が 和傘と開くお澄ましの顏
令和三年十二月十六日
15
金沢ひがし茶屋 卒業旅...
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また逢ふを近くに思ふ墓參り 別れし後をあまた語らん
令和三年十二月十五日
14
年末の墓参りを済ませました ...
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生き蟹を箱で商ふ近江市 値切る人あり異郷の訛り
令和三年十二月十四日
15
金沢近江町市場 蟹シー...
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