茂作さん
のうた一覧
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春を待つ梅に賑はふ寒すずめ 聲音を眞似よ上手さは問はぬ
令和四年一月三十日
17
畑近くの梅の木に雀が群れていまし...
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歌詠みを始めてこそ知る何事も 無き一日に新しきこと
令和四年一月二十九日
12
気付かないことが沢山ありました ...
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孫の世話子から頼みのLINE受け 妻のため息滲む嬉しさ
令和四年一月二十八日
15
しょっちゅうだと大変 でも...
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如何でかは若きを負かす技を得ん 身體弱れば口も借るべし
令和四年一月二十七日
11
現役時代から続けているテニス ...
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風花や明き空より舞ひ散りて 梅の蕾の咲くを惑はす
令和四年一月二十六日
20
銚子にて 天候の急変で...
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房總の宿で地酒の飮み比べ 少しの贅澤妻との時間
令和四年一月二十五日
15
現役時代は二人だけでゆっくり出来...
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故郷の冬の思ひ出手洗ひの 氷に驚き母を呼ぶ朝
令和四年一月二十四日
12
田舎ではトイレの洗面器が外に置か...
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ほんたうは好きだよなんて云へなくて 仲良し以上になれない君は
令和四年一月二十三日
11
幼い頃から仲良しだったけど、君は...
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さきがけて春を集めるひとすじの 黄色に萠える菜の花の道
令和四年一月二十二日
15
鴨川菜な畑ロード 道に沿っ...
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古里の春まだ遠き畑の雪 掻くれば覗く清白の緑
令和四年一月二十一日
13
冬が厳しかった故郷 母に...
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下校する君に追ひ附き二人きり 驛まで歸つた一度だけの道
令和四年一月二十日
14
同じクラブで気になっていた子が前...
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破れ衣纏ひ疎らに殘されて 冬ざれの畑耐へる白菜
令和四年一月十九日
16
畑に残る白菜も少なくなってきまし...
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寒いよと蒲團の中に丸まつて 炭足す母を待つ冬の朝
令和四年一月十八日
13
炭炬燵が唯一の暖房手段だった故郷...
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寒すずめ枝を渡りて梅の木の まがへて春を呼ぶことありや
令和四年一月十七日
13
近くの梅の木に雀が ウグイス...
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躊躇ひてそつと手を出す犬の背に 怖くないよと呟く幼子
令和四年一月十六日
14
レトリバーと散歩している老人はい...
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もがり笛木々の枯れ葉は散り果てて 枝間に見える空の寒けき
令和四年一月十五日
13
風が強く寒い一日でした
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仕上がりに鏡見せられ納得す 歳相應しき後ろ髮かも
令和四年一月十四日
12
あまり気が付かなかったけど最近と...
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借り畑は仕舞ひと云へど春の菜を 育つ翁あり實り無しやに
令和四年一月十三日
12
体力に自信がなくなったので今年度...
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身に積もる四方の罪科洗はれん 神の息する那智の大瀧
令和四年一月十二日
14
那智の滝 瀑布の飛沫を浴び...
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ビルの屋に登りて見よとぞ燃ゆる富士 特大かなぼし汝は小さき
令和四年一月十一日
11
雲一つない冬の夕暮れ 人工...
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