茂作さん
のうた一覧
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誰がために鳴くやひぐらしつくつくと ただひたすらの秋の夕暮れ
令和六年九月五日
14
少しばかり過ごしやすくなってきま...
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賑はしき道頓堀を夜行けば 吾は異國に來たかとぞ思ふ
令和六年九月四日
12
特に夜はインバウンドばかりです
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氣がつけば蝉鳴く聲の靜まりて 蜻蛉四つ三つ夕日に飛びぬ
令和六年九月三日
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少しずつ秋の気配が・・・
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禪室にしみゐるばかり蝉の聲 隻手音聲いまだ聞かずも
令和六年九月二日
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*隻手音声=片手の音、禅の公案
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いにしへは都と呼ばれ青丹よし 奈良で迎へる角ある坊主
令和六年九月一日
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「せんとくん」と云うそうです
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甚五郎納めし猫に魂入りて 夜半の社をぬけいでしとふ
令和六年八月三十一日
9
一説では左甚五郎は目を開けた猫を...
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龍王はゐたく怒れか大八洲 いやつぎつぎに吹き飛ばすらん
令和六年八月三十日
11
日本列島縦断の予報です
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逃げられて蝉追ふ子らの聲すなり 籠持つ親を供と從へ
令和六年八月二十九日
12
夏休みも残り僅かです
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裏庭の犬ころ草の穗に出でて となりの女主人いまだ歸らず
令和六年八月二十八日
12
まだ退院されていないようです
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掛け軸を涼しき風の動かして 瀧の飛沫の散るかとぞ思ふ
令和六年八月二十七日
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滝を描いた掛け軸が風に揺れるのを...
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問答の今日ありといふ禪寺の 蝉の鳴く聲今盛りなり
令和六年八月二十六日
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禅寺にて
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通ひ道いつも目の合ふ野良猫の 命婦の御許となれぬ哀しさ
令和六年八月二十五日
14
*命婦の御許(みょうぶのおとど)...
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われ昔友と競ひてこの楓 登りしことを今思ひいづ
令和六年八月二十四日
13
よく登って遊んだ楓の木がそのまま...
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朝ひとり畑打ちをればたまさかに 夏うぐひすの一聲鳴きぬ
令和六年八月二十三日
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この季節に鶯の声を聴きました ...
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道の邊に幟立てては農夫らが 梨を商ふ鎌ヶ谷の里
令和六年八月二十二日
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梨農家の直売が盛んです 幸水...
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となり家の主を待つやさるすべり 盆過ぎて尚くれないに咲く
令和六年八月二十一日
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隣家の女主人は入院中です
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三年も續くものとは思はざる 一日一首うたのわの和歌
令和六年八月二十日
13
初投稿から丁度三年経ちました ...
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色厚くゴッホが描く繪のやうに 向日葵咲けり大きく咲けり
令和六年八月十九日
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我よりも先に參りし人のあり 縁切り寺の文人の墓
令和六年八月十八日
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東慶寺は縁切寺とも呼ばれ多くの有...
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文人の昔住みにし家の跡を ひとり尋ねる鎌倉の里
令和六年八月十七日
12
かつては鎌倉には多くの文人が住ん...
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