茂作さん
のうた一覧
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どくだみの十字の花の悲しけれ 指に殘した幼き記憶
令和四年六月九日
14
大人になってからは全く触っていま...
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蜀黍や間引くその實の幼くて 生で食する夏の贅澤
令和四年六月八日
14
トウモロコシの間引いた小さな実は...
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なかなかに重き話を切り出せぬ 吾を見つめて妻は覺悟す
令和四年六月七日
16
いざとなると女性の方が余程肝が据...
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懷かしき思ひ驅られるこの景色 きつと父母未生に見た夢
令和四年六月六日
12
きっと誰しも経験あるとは思うので...
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狹き庭草を毟りて泥土の 軍手を洗ひ この家に夏
令和四年六月五日
16
狭い庭でも草むしりを終えると気持...
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閃光の消える間もなく轟きぬ 雹を吐き出し狂ふ雷神
令和四年六月四日
14
突然の雹混じりの雷雨でした
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咲く花に露を殘した朝顏の なお待ちかねる夏の夕暮れ
令和四年六月三日
23
朝顔が花を付けました
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春野菜仕舞ひて土を起こしけり 次の穫り入れ思ふ樂しさ
令和四年六月二日
11
春野菜の片付けが終わりました ...
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梅雨走り色を競へる紫陽花の 花にも負けぬ子らの雨傘
令和四年六月一日
17
通学路 大人はビニール傘が主...
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ほのぼのと膝がお見合ひ足湯かな 妻が居ぬ間の混浴となる
令和四年五月三十一日
12
道の駅に足湯がありました 妻...
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靜かなり目にや眩しき青楓 搖らぎて走る警策の音
令和四年五月三十日
13
禅堂の窓から見える青楓の枝 ...
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蝸牛 雨の氣配も無き夕べ 裏葉に殘る銀の足跡
令和四年五月二十九日
21
庭の紫陽花の葉の裏に蝸牛を見付け...
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椋鳥の跳ねては歩み近づきて 朝の畑に新たな仲間
令和四年五月二十八日
14
最近顔を見せる椋鳥はどうも同じ個...
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孫の手に祖母が渡した蒲公英の 種が五百のシャボンに變はる
令和四年五月二十七日
13
孫娘は蒲公英を吹き飛ばすのが大好...
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不如歸聞かぬ吾が里卯の花の 咲きて待つらん夏の訪れ
令和四年五月二十六日
15
卯の花は咲きましたが…
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花終へた鉢の紫陽花惜しまれて 又も見んとや庭に植う君
令和四年五月二十五日
13
母の日に贈られた紫陽花が花を終え...
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二年の時を隔てて吾が宿に 紫陽花咲くや夏の始まり
令和四年五月二十四日
14
昨年は花を付けなかった我が家の紫...
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澄まし顏そつと近附く椋鳥に お裾分けする春の穫り入れ
令和四年五月二十三日
15
椋鳥は余り人を怖がらないようです...
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ポリープを切除の後に腹の音 妻も附き合ふお鬻の薄さ
令和四年五月二十二日
12
処置後は食事制限 同情して妻...
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内視鏡小さなポリープ見附かりて 早期發見妻と乾杯
令和四年五月二十二日
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大腸内視鏡検査 早めに見つ...
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