茂作さん
のうた一覧
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白絲を紡ぎて落ちる四度の瀧 四季にも愛でんと西行の云ふ
令和四年六月十六日
15
四段に流れ落ちることから四度の滝...
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紫陽花の色を迷ひて梅雨深し 赤にうつるや青にうつるや
令和四年六月十四日
21
紫陽花の色の変化が楽しみです ...
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閃光の消える間もなく轟きぬ 雹を吐き出し狂ふ雷神
令和四年六月四日
14
突然の雹混じりの雷雨でした
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咲く花に露を殘した朝顏の なお待ちかねる夏の夕暮れ
令和四年六月三日
23
朝顔が花を付けました
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蝸牛 雨の氣配も無き夕べ 裏葉に殘る銀の足跡
令和四年五月二十九日
21
庭の紫陽花の葉の裏に蝸牛を見付け...
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不如歸聞かぬ吾が里卯の花の 咲きて待つらん夏の訪れ
令和四年五月二十六日
15
卯の花は咲きましたが…
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二年の時を隔てて吾が宿に 紫陽花咲くや夏の始まり
令和四年五月二十四日
14
昨年は花を付けなかった我が家の紫...
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走り梅雨庭に群れ生う紫陽花の 花を咲かせよ濡れそぼつ間に
令和四年五月十七日
10
梅雨のような天気が続きますが紫陽...
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色の無い映畫の中の美少女の ごとき肌した玉葱の輝き
令和四年五月六日
11
収穫したばかりの玉ねぎの肌は輝い...
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きらきらと陽は輝きて空の青 目指して伸びる蜀黍の緑
令和四年五月四日
8
トウモロコシが順調に育っています
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公園の隅に見つけた痛い氣な 花を調べて雛罌粟と知る
令和四年五月三日
10
孫に花の名を尋ねられました G...
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大風に討ち死に絶へる兵のごと 向きを亂して玉葱葉は倒る
令和四年四月二十八日
13
昨夜の強風で・・・
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濃き薄き色を重ねて青紅葉 見上げる吾れに初夏の木漏れ日
令和四年四月二十七日
16
禅道場の青紅葉が鮮やかです
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手を廣げ春を引き繼ぐ花水木 空に交じらぬ薄紅のいろ
令和四年四月二十日
14
桜が散り花水木が満開です
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ここかしこ藪鶯のいろいろに 聽きつつ巡るさまざまな瀧
令和四年四月十一日
11
滝巡りをしながら… 鶯の鳴き...
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くるくると莢豌豆の蔓を卷き ただひたすらに天を目指せり
令和四年四月五日
11
サヤエンドウが一気に伸び始めまし...
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春の雨ゐたくな降りそ急かさずも 散る時を知る櫻なりせば
令和四年四月四日
12
来週は房総旅行の予定ですが、今日...
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寄り添つた葱の姿に勵まされ 萎える芋葉に新たな芽吹き
令和四年三月二十九日
11
先日の遅霜にやられたジャガイモに...
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ここかしこ空を見上げる指の先 櫻前線吾が街に來る
令和四年三月二十七日
10
この街でも桜が咲き始めました
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遲霜に黒く萎れた芋の芽の 傍に寄り添ふ根深一群
令和四年三月二十六日
11
先日の遅霜でジャガイモの芽はやら...
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