茂作さん
のうた一覧
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おなじくは梅の花咲く春ながら うぐひすの聲聞かぬ寂しさ
令和六年二月二十一日
17
都市化が進んでいるせいでしょうか...
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蕗の薹苦味含めり春の香を 夕餉に添へて一日終はりぬ
令和六年二月十九日
14
天ぷらが一番です
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梅咲きぬ鳥の聲聞くこのごろと 文書きよこすふる里の人
令和六年二月十七日
17
梅が満開だそうです
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年の瀬に妻が買ひ來た猫柳 やうやく咲きて春節となる
令和六年二月十五日
15
新暦の正月飾りとして買ってきた猫...
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禪堂に續くきざはし石だたみ 此處よりわれは良き人となる
令和六年二月十四日
13
日常から離れるだけで静かな気持ち...
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散らずして朽ちぬる花の痛々し 老いの見つめる山茶花の枝
令和六年二月十二日
14
いっそ散ってしまったほうが・・・
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蝋梅は和菓子のごとく花咲けり 老いの怨みを清くあらしむ
令和六年二月五日
13
近所の蝋梅が咲き始めました
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あは雪の薄く殘れる朝ぼらけ 知らぬ家にぞ寢覺む思ひや
令和六年二月三日
11
うっすらと雪が・・・
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すれ違ふ乙女の髮のキラキラと 春の氣配の柔らかな風
令和六年二月一日
18
春の兆しが・・・
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朝清めおこたりもなき大神の やしろの道に木の葉散りけり
令和六年一月二十八日
14
大神神社にて *朝清め=...
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木枯らしに味はますます甘くして 葱は冬こそ食ふべかりけれ
令和六年一月二十六日
15
葱は寒い環境ほど甘みが増すようで...
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落ちる葉をかくとも盡きぬ僧の背に 次ぎの落ち葉はとどまりもせず
令和六年一月二十三日
13
比叡山無動寺明王堂にて
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縛られて殘る白菜の寂しかり あるじ忘れず摘みにまゐるや
令和六年一月二十二日
10
隣の畑には寒さ対策された白菜が残...
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しもばしら蹈ままく惜しきおのづから やがては溶けるいのちなりせば
令和六年一月十九日
12
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おどろきて母呼ぶ外の手水かな 落葉を閉ぢて今朝は氷れる
令和六年一月十八日
12
故里の思い出
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人もまだ問ひこぬほどの朝の畑 光りに向かふ玉葱のむらむら
令和六年一月十七日
11
玉ねぎが順調です
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しんしんと心靜かに酒飮めと 言はぬばかりの今宵初雪
令和六年一月十六日
13
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ひとりゐてものを思へばすべをなみ 畑を打ちつつこの日暮らしつ
令和六年一月十四日
11
妻は一日中外出でした *...
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初雪を子らにまじりて喜びぬ 戀しかりける故郷の冬
令和六年一月十三日
12
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きて見ればわが學び舎は荒れにけり 庭もまがきも草のみにして
令和六年一月十二日
12
廃校になっていました
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