茂作さん
のうた一覧
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鶺鴒の小走り止めて振り子する 畑の蟲らが動き出すころ
令和五年三月五日
15
今年の啓蟄は3月6日だそうです
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疑ふを知らぬ如くに玉葱の葉は 春日を浴びて空を目指せり
令和五年三月一日
17
昨年末植えた玉ねぎが順調です
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香が誘ひ廻り道せし春の宵 吾迎へてや白梅の花
令和五年二月二十五日
16
香りの強い白梅に誘われました
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薄赤き梅の小枝にメジロ來て そよ吹く風の今日は柔らか
令和五年二月二十四日
15
少しずつ春が本格的になってくるよ...
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うぐひすの木傳ふ梅に花無くて 歌唱はずに飛び去りにけり
令和五年二月二十二日
15
未だ開花していない梅の木に姿を見...
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今はとて訪ふ人も無きふる里の 梅の便りを如何に知るらん
令和五年二月二十一日
22
裏山の梅は咲いたでしょうか
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柔らかいひかり溶かしてまづ春は 薔薇のつぼみを開き始める
令和五年二月十九日
14
鉢植えの薔薇の蕾が膨らんできまし...
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蕗の薹三日迷ひて摘みにけり 爪に挾まる土の冷たさ
令和五年二月十八日
16
摘むタイミングを迷います
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鶺鴒のこくりこくりと畑歩き すずめ三羽をともに從へ
令和五年二月十五日
14
鳥たちの動きも少しずつ活発になっ...
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身にしみて冷たかりけり今日の雪 咲くを悔やむや白梅の花
令和五年二月十三日
17
早咲きの梅が悔いているようにも…
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さらさらと雪降り來れば喜びて 子らが唱ふも霙となりぬ
令和五年二月十一日
17
積もるほどの雪ではありませんでし...
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枝はらひ せぬ梅の木のいち早く 紅を廣げて初音待つらん
令和五年二月十日
18
借り畑の紅梅、剪定していない木だ...
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疾き遲き梅か鶯かと問ふべきや いづれに春を忘ることあり
令和五年二月九日
16
梅の綻ぶのを見るとつい鶯の姿を探...
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土起こし眠り足らない蟲たちが 慌てて探す朽葉の寢床
令和五年二月八日
18
土起こしをすると虫たちが一杯です
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春立つと人は云はずもほころびぬ さてもかしこし白梅の花
令和五年二月七日
17
白梅がほころび始めました
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蝋梅は光まとゐてほのぼのと 和菓子のごとく花を咲かせり
令和五年二月六日
17
近所の蝋梅が満開です
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主なき家に今年も山茶花の 花は咲きけり見る人なくも
令和五年一月二十八日
18
空き家になった近所の家には今年も...
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青々と畑の絹莢けなげなり 笹の葉添へる大寒のころ
令和五年一月二十五日
15
最強の寒波襲来の予報です サ...
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ふと見れば梅うす紅にほころびぬ 早くな咲きそ散るを思へば
令和五年一月二十四日
13
近所の紅梅が綻び始めました
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人のいぬ家の柿の實赤々と 西日に照りてしだれけるかな
令和五年一月十三日
14
ご近所の空き家の柿 鳥たちも...
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