茂作さん
のうた一覧
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それぞれの穫り入れ終へて靜まれる 畑に聞こゆる山鳩の聲
令和三年十一月五日
14
収穫の後は畑休めも必要です
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先逹よ訪ねん道にしるべせよ 悟り求めんその思ひあり
令和三年十一月四日
11
未だに初則公案の透過が出来ずにい...
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涼やかに鈴の音鳴りて小鳥らも 靜かになりぬ朝の禪室
令和三年十一月三日
12
毎週通う在家向け禅道場 りん...
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竹生島舟に乘り得て祈るかな 神が宿ると人は云ふらし
令和三年十一月二日
13
信仰の島とも云われています ...
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秋深し朝の目覺めは夜を殘し 終はりの節の近づくを知る
令和三年十一月一日
16
歳を取るごとに目覚めが早くなりま...
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掲示板探してゐます迷ひ猫 庭に糞する面にも似たり
令和三年十月三十日
13
町内掲示板 よほど我が屋の庭が...
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かずかずの犯せし罪を見破りて 怒りの仁王吾を見下ろす
令和三年十月二十六日
12
東大寺南大門金剛力士像 ...
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竹の寺 案内の俥夫持つ自撮り棒 和服の娘と思ひ出作る
令和三年十月二十五日
12
報国寺 孟宗竹の美しい...
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この蟲も命あればと思ふかな 足蹈まづして脇に片附く
令和三年十月二十三日
13
収穫の後、土起こしすると結構虫が...
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長谷寺に集ふ生徒ら秋陽浴び マスクを通し彈む語らひ
令和三年十月二十二日
14
鎌倉長谷寺 修学旅行の生徒...
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秋の日の穫り入れ嬉し豐作の 後に始まる蘊蓄ばなし
令和三年十月二十一日
16
家庭菜園は情報交換が大切です
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おのをのの役を果たして愼ましく 苔生す塚は名を求めず
令和三年十月二十日
16
鎌倉東慶寺 奥の墓苑には何...
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鞍馬やま紅葉競ひて大杉の 根道下りぬ若きも老ひも
令和三年十月十九日
16
鞍馬寺から貴船神社へ向かう山道は...
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ぬばたまの月照る菩薩なまめかく 藥師慕ひて品つくるなり
令和三年十月十七日
13
薬師三尊像 特に月光菩薩...
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元宮は富士の山見ゆ伊豆の峰 遙かに霞む大島も見ゆ
令和三年十月十五日
14
箱根元宮 駒ヶ岳山頂に...
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どの顏も喜び滿つる穫り入れや 畑てふ畑に秋は來にけり
令和三年十月十四日
17
今年は皆さん特にサツマイモの出来...
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磐之媛足もあがかの嫉妬み止み 水に靜まる平城山の陵
令和三年十月十三日
14
ヒシアゲ古墳 仁徳天皇皇...
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海老川に作家の植へし夾竹桃 含める毒でメロス惑はす
令和三年十月十二日
13
太宰治は一時期海老川の近くに居を...
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よそほひも さしてそれほど無きものを ただ有りがたき伊勢の神宮
令和三年十月十一日
14
伊勢神宮 装飾の少ない...
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ブランコを高く高くと囃す兒の 脚の彼方に馬肥ゆる天
令和三年十月九日
16
近くの公園で「もっと高く」とねだ...
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