茂作さん
のうた一覧
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二段飛び階段上る若者の 先には御社縁結びの神
令和四年八月六日
11
諏訪大社 何をお祈りしたのでし...
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お年ごろ乙女が見詰めほんのりと 赤を増すよな未熟なトマト
令和四年八月五日
11
隣の畑ではお母さんと娘さんがトマ...
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遺傳子に繩文の記憶殘りてか 栗の柱の懷かしき吾
令和四年八月三日
14
三内丸山古墳 何故か懐かしさ...
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夏休み日燒けの黒を競ひけり 從兄弟と遊ぶ海の思ひ出
令和四年八月一日
16
休みは母の実家の海で従兄弟たちと...
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少しづつお酒の量が減つてくる 老いの匂ひを嗅ぎ取る夕べ
令和四年七月二十八日
13
妻に酒の量が減ったと言われます
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雄叫びを殘して過ぎるリニアカー 携帶構へて待つ人笑ふ
令和四年七月二十七日
10
山梨リニア見学センター 一瞬...
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送れども削除しやうか迷ふかな 既讀にならないラインのメール
令和四年七月二十六日
12
なかなか既読にならない
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蝶々が少し疲れて飛んでゐる 鰻食べやう夏の眞ん中
令和四年七月二十五日
14
夏バテ気味です
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澁滯の道の踏切不意に鳴り 快速電車夏かき分ける
令和四年七月二十四日
15
暑い日が続きます
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諏訪の湖出雲の神の祀られて 柱立てるや遠き末ずえ
令和四年七月二十三日
13
諏訪大社 国譲り神話から出雲...
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旅先の夫婦食堂懷かしき 昭和のスター・サイン飾れり
令和四年七月二十二日
12
味付けも懐かしい味でした
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もうずつと歸つてゐない故里の 言葉を驛の人ごみに聞く
令和四年七月二十一日
11
懐かしい言葉が聞けました
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つり革を握らんとして躊躇ひぬ 少女の指 傍らにあり
令和四年七月二十日
14
年齢差を感じます
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ぐんぐんと西瓜の蔓の伸びて來て 雌花見つける朝の喜び
令和四年七月十八日
13
西瓜の着果を確実にするには人工受...
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朝取りの枝豆の緑抱きかかへ 花束のごと妻に手渡す
令和四年七月十四日
16
今夜はビールが美味しそうです
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我が祈り屆ゐて凄き今日の雨 すぐれば憂ふ苗の萠え立ち
令和四年七月十三日
14
雨を乞う祈りが届きました た...
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水遣りが朝の習ひとなりにけり 八大龍王雨ふりたまへ
令和四年七月十二日
14
雨が待たれます *時により...
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柔らかき鈴の音鳴りて一炷香 靜かに探す失くした世界
令和四年七月十日
11
一炷香(いっちゅうこう)=線香1...
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自墮落に老ゐる恐れに急かされて 吾は畑に自轉車を漕ぐ
令和四年七月八日
14
ボケ防止に始めた家庭菜園には自転...
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點滴の落ちる遲さに慣れて來て 歸還の時の遠きを悟る
令和四年七月七日
14
入院生活を思い返して・・・
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