夕桐さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 吉祥の扇の際に華添はる 願ひ書きたき虹の帶かな 令和三年七月一日 6 扇に和歌を書いて想い人と 交わ... もっと見る
- 幾重もの薄衣祕むる扉あけ ダビンチの薔薇微かに咲きなむ 令和三年六月三十日 2 オールドローズのレオナルド ダ... もっと見る
- 疲れ身の君をさしおき寢ずに待つ 動画見入れば時こそわすれ 令和三年六月三十日 2 昔だと文を書いたり本を 読んだ... もっと見る
- 月の夜に掛けた梯子くものいと 綾取り掛け替ふ小さき指に 令和三年六月三十日 2 妹と祖母とよく遊びました。 懐... もっと見る
- せせらぎの水車のほとり赤錆の 石と見違ふ沢蟹ぽつり 令和三年六月三十日 7 水車のそばで目にした沢蟹は 赤... もっと見る
- 花活くる孔雀の羽を眞に添へ 格子戸見上ぐる夏の三日月 令和三年六月三十日 4 花を習っていた時に、孔雀の羽 ... もっと見る
- 木漏れ陽に隱るる水面搖らめゐて 色めき出づる睡蓮眩れむ 令和三年六月二十九日 9 水面の映る睡蓮が木漏れ陽に揺れ ... もっと見る
- 黄砂の都 嵐が消えぬ闇の中 バベルの塔のやうに佇み 令和三年六月二十九日 4 五輪の黄色の輪の中に存在 する... もっと見る
- 山望む紫玉の藤よせあひて蛇の目傘に零るる泪 令和三年六月二十九日 4 藤棚から舞い落ちる花片が 蛇の... もっと見る
- 風に乘るタープの如きシーツ搖れ緩やかな坂ひかり彈けて 令和三年六月二十九日 4 シーツは、キャンプのタープ の... もっと見る
- 虹の丘つばめ行き交ふ遊歩道ひなびた家に燈りわけあひ 令和三年六月二十九日 4 幸福な王子と燕の物語から 歌を... もっと見る
- 夢うつつ走馬燈のごと飛鳥船 茜さす雲カクテル染めなむ 令和三年六月二十八日 3 コロナ禍で航行半ばで帰港 せざ... もっと見る
- 黒髮に夜來香の匂ひ連れ かはす盃 月燈り浮き 令和三年六月二十八日 3 夜来香の匂いは大好きです。 月... もっと見る
- 青墨のささらぐ假名に想ひ寄せ 待ち外れとも夢路ふみ書き 令和三年六月二十八日 3 青墨でかな字を書くことが昔から好... もっと見る
- 千万の顏に施す化粧より 心根さらす鏡ありなむ 令和三年六月二十七日 6 様々な顔にする化粧よりも、 自... もっと見る
- 竹突けば羽振る水出づ朝顏の つるに零るる玉ゆらなりぬ 令和三年六月二十七日 3 朝顔のつるにはじけた水の玉に光が... もっと見る
- 今めかし 戲るるやうな つる薔薇に桃かぜゆらぐ調べ かげらふ 令和三年六月二十七日 2 毎年この時期は我が家の庭が薔薇に... もっと見る
- 散る花もさも惜しげなり労はしく 雨降る前ぞ花を切るやも 令和三年六月二十七日 2 庭に咲く花は散るのも愛おしく、雨... もっと見る
- 身を清め茅の輪拔くれば夏祓 雲間差し込む光翔けらむ 令和三年六月二十七日 11 もっと見る
