夕桐さん
のうた一覧
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秋高し茅葺き屋根の息吹さす 白川郷の野草茶かをり
令和三年九月十二日
7
白川郷の茅葺きは野草茶を燻った香...
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褄を取り急ぐ稽古の花街を 秋めく帯の唐錦かな
令和三年九月十一日
13
着物の裾を少し捲り急いで稽古に向...
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三味線の荒波越ゆる沖つ櫂 木霊する音ぞ里見えつらむ
令和三年九月十一日
7
荒波を漕ぎ出すような三味線の木霊...
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露けしや紅の番傘妙なれど 徒事裝ひ背を待ちならむ
令和三年九月九日
4
梅雨の様に濡れた早朝、紅の傘を差...
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漢文の青墨留む我が思ひ 律の調べよ心惑はせ
令和三年九月八日
5
漢文にしたためた私の想いをわかっ...
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濁り江の世の際羽振る秋燕 孤高の空と思ひゆるかも
令和三年九月五日
6
混沌としたこの世の時を秋燕が飛び...
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古箏音に力碁外るる菊の宴 異国の土を踏みしおもかげ
令和三年九月四日
3
異国にいた事があるような琴の音色...
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太刀合わせ破れし袖の繕ひも 高山流水菊の宴かな
令和三年九月四日
2
重陽の宴の間に太刀合わせなどして...
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瀑布落つ紫煙眺むる崖の路 過去を問ふこそ陳腐に聞こゆれ
令和三年九月四日
3
滝の落ちる絶景な眺めを前に過去の...
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身の丈の無智を悟らぬ贅沢や 衒ひ嫉みも罪の初魄ぞ
令和三年九月二日
5
自分を知らず贅沢をする事、自慢す...
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九天に帰りたくば人の世の 六行積みて徳極めたし
令和三年九月二日
2
天界の一日が人間界の一年。 人...
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提灯も櫓太鼓も荒ぶれど 文庫結びの羽待ち掛けむ
令和三年八月二十九日
5
今年の祭りも開催されず悲惨な状態...
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人影の跡絶えた町の赤ポスト 出せぬ隨まの秋扇かな
令和三年八月二十七日
6
貴方にあてたお手紙も出せぬまま ...
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雲海を越えし処も宮のあり 奧無し面も胡蝶の夢かな
令和三年八月二十七日
4
雲海を越えれば、彼の愛する女性の...
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日も暮れば心許なき虫のこゑ 通りゃんせの輪噦り上ぐやも
令和三年八月二十一日
6
日も暮れて虫の鳴き声も聞こえてき...
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先まぐる僻事つぼみに祕め桔梗 放つ気色ぞ明けしなりらむ
令和三年八月二十日
3
先の事を心配しているような 桔...
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北朱雀南の羅城門の成す 平安京の涼しき碁盤
令和三年八月二十日
5
北は朱雀から南羅城門を軸と成す ...
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天草の天日干しの水羊羹 冷ます噐も遍きなりなむ
令和三年八月二十日
5
天草を天日で干して作った 羊羹...
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桃の葉の朝露あつめ飮み干せど 差し過ぐ惠ぞあさきゆめみし
令和三年八月十七日
9
桃の葉の朝露が肌に良いと 飲ん...
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白桃の蜜の甘さを知りてなほ 黄貴妃娶り侍らせまほし
令和三年八月十六日
10
甘く美味な蜜のする白桃も 良い...
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