夕桐さん
のうた一覧
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漢文の青墨留む我が思ひ 律の調べよ心惑はせ
令和三年九月八日
5
漢文にしたためた私の想いをわかっ...
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闇の夜の布石と思ふ星の照り 君と手合わす鶴翼の陣
令和三年九月十五日
5
秋の夜空に碁盤の布石と思うような...
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真青きのエーゲ海を見晴るかす リコリス白のベール弧を描き
令和三年九月二十五日
5
エーゲ海を遠くに見渡しながらヒガ...
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ジプシーの旋律奏づ ストラディヴァリウスの 風拔く思秋かな
令和三年十月二日
5
昔も今もヴァイオリン曲の中で最も...
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帯の間に隠剣や七五三 おぼめかしき空笑ひかな
令和三年十一月十五日
5
袴姿の装いも、扇に剣をさすことの...
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新年を彩どるお重の松鶴は 今年も飛べず開かずのままに
令和四年一月二十一日
5
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絡まつた汝の白絲を梳くやうな円き手鏡みづのささらぐ
令和四年十一月十二日
5
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靜寂に掛け替へられた窓枠の 薔薇も無口になつてゆく冬
令和四年十二月一日
5
無情な今朝の雪を思って詠みました...
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虹の丘つばめ行き交ふ遊歩道ひなびた家に燈りわけあひ
令和三年六月二十九日
4
幸福な王子と燕の物語から 歌を...
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風に乘るタープの如きシーツ搖れ緩やかな坂ひかり彈けて
令和三年六月二十九日
4
シーツは、キャンプのタープ の...
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山望む紫玉の藤よせあひて蛇の目傘に零るる泪
令和三年六月二十九日
4
藤棚から舞い落ちる花片が 蛇の...
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黄砂の都 嵐が消えぬ闇の中 バベルの塔のやうに佇み
令和三年六月二十九日
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五輪の黄色の輪の中に存在 する...
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花活くる孔雀の羽を眞に添へ 格子戸見上ぐる夏の三日月
令和三年六月三十日
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花を習っていた時に、孔雀の羽 ...
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ビルの間に祇園囃子の鳴り響き ちまき食ぶれば平らかなりらむ
令和三年七月十七日
4
今年は鉾建てだけやれたようで ...
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石清水流るる山の寺ゆかば 放下眞し風鈴の鐘
令和三年七月二十五日
4
石清水の流れる山寺に行けば 一...
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雲海を越えし処も宮のあり 奧無し面も胡蝶の夢かな
令和三年八月二十七日
4
雲海を越えれば、彼の愛する女性の...
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露けしや紅の番傘妙なれど 徒事裝ひ背を待ちならむ
令和三年九月九日
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梅雨の様に濡れた早朝、紅の傘を差...
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眞つ新な和紙に散らしたかな文字の 隙間を照らす私の禅
令和四年一月二十一日
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真っ新な和紙に認めた私のかな文字...
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フェルトの柔き布に抱かれし 朝陽の筆字の力強きよ
令和四年一月二十一日
4
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竹突けば羽振る水出づ朝顏の つるに零るる玉ゆらなりぬ
令和三年六月二十七日
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朝顔のつるにはじけた水の玉に光が...
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