夕桐さん
のうた一覧
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路地裏の力車の傍に高き咲く 皇帝ダリアのゆゆし空めき
令和三年十月九日
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人力車から見てもなお皇帝ダリアは...
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月ありて万物の生ありしこと 舷窓けざやぐ星の青きに
令和三年十月十六日
6
月の引力のおかげでこうして地球の...
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瞑想の赴くままに風吹かれ 万葉散らすふみ十三夜
令和三年十月十六日
6
あれこれと考えることより自然に任...
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鳥居抜くおぼつかなき子の背に揺れる 揚羽蝶よ澄んだ空へと
令和三年十一月十五日
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帯の背の蝶結びが子供の行く末を見...
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ひつそりと真つ赤な椿さく雪の はらふことすら憚るる
令和四年一月二十一日
6
さらさらの雪なら我慢もできようが...
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しなやかに懸崖零るる瀧の如 菊の宴やさやけしならむ
令和四年十一月六日
6
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きみの手に踊らされてゐるやうに菊かんざしを纏ふ山肌
令和四年十一月六日
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守るべき御身ありき險しとも弱き支へる月になりたし
令和四年十一月九日
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寒空に立ちし君の背を濡らす 檀のしづくを数へ待つらむ
令和四年十一月十九日
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出張の君の背中を檀の玉の雫のよう...
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果無立つ街路樹響む寒柝の如く聖夜の鐘ぞ近づく
令和四年十二月四日
6
寂し気な木々の中に鳴り響く拍子木...
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忽ちの雨の隨にほどからむ きみを放たる揺るぎなきみづ
令和四年十二月七日
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突然の雨に気持ちは抗えず、私はあ...
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氣遣ひの足らぬ家主のあから目に差し合ふ水の嘆きそ凍つれ
令和五年一月二十六日
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また今年も気付くのが遅れて水を凍...
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苫舟のさまよふ袖の先見えず 宇治の濁りに惑ふ浮姫
令和三年七月三日
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源氏物語51帖に出てくる浮舟の身...
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家竝び芒の原も消え入れば 里の稻穗の面影ゆかし
令和三年七月五日
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家が立ち並び、芒野もどこかに ...
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唐錦裝ふ鹿毛つや笠懸けの 走り紛ひて究寛なり出づ
令和三年七月五日
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艶やかな唐錦のような鹿毛馬が ...
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徒然に愛嬌欠くる事あれど 恩忘らずば助けらるれも
令和三年八月五日
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馴れ合いになると愛嬌も薄れて ...
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天草の天日干しの水羊羹 冷ます噐も遍きなりなむ
令和三年八月二十日
5
天草を天日で干して作った 羊羹...
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北朱雀南の羅城門の成す 平安京の涼しき碁盤
令和三年八月二十日
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北は朱雀から南羅城門を軸と成す ...
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提灯も櫓太鼓も荒ぶれど 文庫結びの羽待ち掛けむ
令和三年八月二十九日
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今年の祭りも開催されず悲惨な状態...
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身の丈の無智を悟らぬ贅沢や 衒ひ嫉みも罪の初魄ぞ
令和三年九月二日
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自分を知らず贅沢をする事、自慢す...
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