笑能子さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 淡々と師走掃除の時過ぎて用意の洗剤半分となる 平成二十一年十二月十日 1 もっと見る
- 土壇場で口約束が反古となるあれやこれやと過ぎ行く師走 平成二十一年十二月九日 2 もっと見る
- 読み止しの本に付箋を貼り付ける栞とメモの両用兼ねて 平成二十一年十二月八日 2 もっと見る
- 体重の多少をそっと気に病んで膳から消した惣菜一つ 平成二十一年十二月七日 2 もっと見る
- 逆撫での様な言葉を残す人気を惹く手かと遠巻き笑う 平成二十一年十二月六日 1 もっと見る
- 蜜柑買う数と値段をすり合わせ無くなり加減の遅きが故に 平成二十一年十二月五日 1 もっと見る
- 滾々と健康法が増えつあり体は一つ心も一つ 平成二十一年十二月四日 2 もっと見る
- 傍観も疲れる言葉遊びかな技巧ばかりでまことが視えず 平成二十一年十二月三日 5 もっと見る
- デジタルに人切り捨てる論客の我田引水手元はアナログ 平成二十一年十二月二日 0 もっと見る
- 吾は吾ただ咲くだけよと百合一つ縋る言葉は知らぬ存ぜぬ 平成二十一年十二月一日 1 もっと見る
- 選良と煽動者とは紙一重面の検分見上げにゃ出来ず 平成二十一年十一月三十日 1 もっと見る
- 即時性即効性はデジタルにそれを操る人はアナログ 平成二十一年十一月二十九日 2 もっと見る
- 電脳も生身も静かに満ちる秋枯れる枯れぬは匙加減にて 平成二十一年十一月二十八日 0 もっと見る
- 落ちずして枯れ行くもある紅葉かなまるで何処の戯画の如くに 平成二十一年十一月二十八日 1 もっと見る
- 大善をみすみす逃すネズミ捕り張子の権威も見せ付けている 平成二十一年十一月二十八日 1 もっと見る
- 懐炉貼る小さき背中に手を合わせたまに歩みを少し遅らせ 平成二十一年十一月二十七日 2 もっと見る
- 虎の皮価値の量りは様々に威を借る為の判断もまた 平成二十一年十一月二十六日 0 もっと見る
- 淡々と己の誠研ぎ出だしただ一隅の提灯となる 平成二十一年十一月二十五日 3 もっと見る
- シュレッダー残像までは刻めずにただ空回り虚しき音で 平成二十一年十一月二十四日 2 もっと見る
- 肩入れを何れにするか判じかね蕎麦屋の親父の愛想で決める 平成二十一年十一月二十三日 1 もっと見る
