笑能子さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 空模様先触れ見事に裏切ってされど心を許せはせずに 平成二十二年六月二十日 0 もっと見る
- 雨にただ濡れて重みを増すばかり質選ぼうかこのマイバッグ 平成二十二年六月十九日 1 もっと見る
- 雨の間の吉凶静かに鑑みる立てぬ予定のただ胸算用 平成二十二年六月十八日 1 もっと見る
- 吾が荷さえ背負わぬ人の威張り果てただじっと見る荷を背負いつつ 平成二十二年六月十七日 3 もっと見る
- 雨の音余りの高きに驚きてふと襟寄せる真夜中なるか 平成二十二年六月十六日 2 もっと見る
- 水菓子の旬で知りたる季節かなその移ろいを楽しんでいる 平成二十二年六月十五日 2 もっと見る
- 滲み入るは静かな雨と心得る打たれるだけの慈悲などなくて 平成二十二年六月十四日 7 もっと見る
- 君が為ただ繰り返す虚ろ声疾く止められよ吾観ぬならば 平成二十二年六月十三日 1 もっと見る
- 紋切りの謳い文句にただ苦笑柳の下にぼうふらも住まず 平成二十二年六月十二日 3 もっと見る
- 人の縁改めて知る陰日向鑑は常に己の前に 平成二十二年六月十一日 3 もっと見る
- 海はただざんぶざんぶとよすばかり洗い流すは副作用にて 平成二十二年六月十日 2 もっと見る
- 揺ぎ無く在る事だけは難しく日々の泡中惑うてもあり 平成二十二年六月九日 2 もっと見る
- その縁は重ねる事で強くなりいつかその身を助くるものか 平成二十二年六月八日 2 もっと見る
- 人心を支配すること望む人先ずまめになれ人の億倍 平成二十二年六月七日 1 もっと見る
- 除湿して毛布をかぶる破目となる暑さうだりの匙加減なる 平成二十二年六月六日 3 もっと見る
- 沸々と溜まりしものの沸く様にただ身を任す手綱も取らず 平成二十二年六月五日 3 もっと見る
- じわじわと麦茶が胎内行き過ぎる潤い三分道連れ七分 平成二十二年六月四日 2 もっと見る
- 揺れ動く日々の隙間の蠢きぞ只ぼんやりと先行き陰る 平成二十二年六月三日 4 もっと見る
- マブイさえヒーローとなる時世かなでも否定せず只ときめいて 平成二十二年六月二日 0 もっと見る
- しみじみと塩一粒の旨味かな一歩控えて主役となりて 平成二十二年六月一日 4 もっと見る
