笑能子さん
のうた一覧
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とりあえず明日は誰の上にでもそれを見出す自由もあるが
平成二十五年十月二十三日
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淡々と手を動かしているばかり止まっていても未来は見えず
平成二十五年十月二十二日
1
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後付けの想いの行方見守るは憧憬なるか追憶なるか
平成二十五年十月二十一日
3
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粗探すそんな背中の浅ましさ傍の糧よと秘かな嗤い
平成二十五年十月二十日
2
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娑婆駄場駄娑婆駄娑婆駄場柵の合間に光る誠ぞ貴重
平成二十五年十月十九日
8
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幸不幸相対的と判りつつ退屈お手玉視るも飽き飽き
平成二十五年十月十八日
0
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餡麺麭の重みに彼の想い知る背中押されたさてまた行くか
平成二十五年十月十七日
0
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悔やむ為思い出すのが過去でなく未来の為の学習材料
平成二十五年十月十六日
2
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一瞬の想い流行に代入し代弁しても仮は仮なり
平成二十五年十月十五日
2
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流行の責任表記は曖昧で流れた末に虚ろに霞む
平成二十五年十月十四日
1
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人の縁揺らりゆらりと転びつつ兆し護らばただ丸くなる
平成二十五年十月十三日
2
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たまさかに感じる棘を宥めつつ硝子まなこをただ曇らせる
平成二十五年十月十二日
1
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娑婆の咳聞かぬ様にと電脳へ逃げ込んだとてそこもまた咳
平成二十五年十月十一日
4
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自らを論拠も無しに上に置き見下す先のただ寒々し
平成二十五年十月十日
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累積の昨日の上に明日があり今日は今日とて足掻いてみたり
平成二十五年十月九日
1
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様々な合間は確かにあるのだし一律なんぞは集団夢想
平成二十五年十月八日
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この吾は田夫野人の裔なれば筆は選ばず想ひを撰ぶ
平成二十五年十月七日
1
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重なった縁時折に皮肉なる外に居る身は只合掌し
平成二十五年十月六日
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彼是を人のせいにし遺るのはただ躓いたその一瞬か
平成二十五年十月五日
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吾の歌余人が詠う筈も無く吾が余人を真似るも無くて
平成二十五年十月四日
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