笑能子さん
のうた一覧
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景観は誰のものかと立ち惑う只味気なき屋根のみ並び
平成二十年十二月十日
2
何時かは馴染む街なれど。
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蜜陽射し街を包みて湯気白し静かに聞こえる何かの脈動
平成二十年十二月九日
3
冬の一齣。
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看板の灯火ぼんやりひかり居てかわたれたそがれ混然一体
平成二十年十二月八日
0
冬の情景。
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冬の風静かに過ぎて熱奪う後に残るはただ音ばかり
平成二十年十二月七日
2
一切、空。
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蜜柑剥きポツリポツリと食したる酸いも甘きも一房毎に
平成二十年十二月六日
3
只一切の。
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其の俯瞰所詮烏の目線にて捨てるが如く貪り啄ばみ
平成二十年十二月五日
1
世情の一景。
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俄エコ傳へぬ餘波が跳ね返り本末顛倒手間十重二十重
平成二十年十二月三日
1
世事それぞれ
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目の端に留まるはりきゅうかんのむし擦れ手描きのあはれ誘いて
平成二十年十二月二日
0
往く時に。
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朝の中鴉悠々睥睨すその声色に不遜を籠めて
平成二十年十二月一日
2
野蛮とはそう言う事。
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葉牡丹の色冴え渡る時節なり眉間の皺もつい綻びて
平成二十年十一月三十日
5
ひとときの憩い。
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蔦の紅早來年の支度して誰に捧ぐやそのくれなゐを
平成二十年十一月二十九日
0
静かに時過ぎ。
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わらわらと川邊竹林倒れ居し緩やかながらも崩れは進み
平成二十年十一月二十八日
2
なるがままに。
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靜電氣不意の寢覺めの一撃や遊び用心しやうと目論み
平成二十年十一月二十七日
1
茶飯事から娯楽。
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朝畑土を返せる姿あり只默々と鍬握り締め
平成二十年十一月二十六日
3
営みの一コマ。
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シガレット一間の暖にする御仁序で息吐き何を流すや
平成二十年十一月二十五日
2
傍観のみや。
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走り過ぐ黄橙紅の晩化粧いつか白きにおさまり沈む
平成二十年十一月二十四日
1
情景として。
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義を唱ふ借り物屏風を誇りつつ綻び間から地金覗かせ
平成二十年十一月二十三日
3
所詮…。
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フラッシュの雨に打たるる時の人有りや無しやの誠窺い
平成二十年十一月二十二日
1
流行の果てに。
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送電塔何思いたる一人居て縁淋しく持て余しつつ
平成二十年十一月二十一日
2
一つの情景。
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斜の楊枝何を刺す為鋭きか常に向かうは他者のみにてぞ
平成二十年十一月二十日
0
又一つの世間。
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