渡 弘道さん
のうた一覧
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風邪床や天井の染み壁の傷奥から漏れる妻の内心
令和六年二月十日
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残雪や空巣に落ちる日影かな三十九の娘嫁がせて
令和六年三月一日
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古館柱時計が永遠刻むワルツの調べ床にありけり
令和二年十二月二十八日
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下駄の音振れ合う袖に胸の音今宵の膳は酒控え目に
令和二年十二月二十一日
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紅褪せて葉織脱がせば樹袢無し去り行く君に凩踊る
令和三年十一月十二日
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長袖のボタン解れて秋の入りテント畳んでアルバム綴る
令和三年十一月十八日
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秋風や昔々の悲恋かなこの赤この黃散る一話ずつ
令和三年十一月二十二日
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長雨や一生瓶の出番かな長屋に一人長年一人
令和三年十二月五日
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横見れば君の瞳に咲く花火最後の夜に最後の願い
令和四年九月三日
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明け六つや東の日に雲二二六白雪を踏む靴の足音
令和五年二月二十六日
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赤紙や別れ忍ぶ百日紅咲いて散り往く同期の桜
令和五年八月八日
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禾すなはち登るが一銭五厘耐え難きを耐え忍び難きを
令和五年九月二日
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雪降って別居先からライン来る復縁と思いきや教育費
令和五年十二月十七日
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歌を忘れたカナリヤ届け出す還暦を前に空いてる二階
令和六年一月五日
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雪道や転んで仰ぐ星の数スナック臭う白息吐いて
令和六年二月三日
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ママの名刺は内ポケットにお客さん着きましたよお客さん
令和六年二月二十四日
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ワイパーが時刻む重い沈黙一人娘父の介護へと
令和六年三月十六日
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古団地錆びたブランコ風に鳴く孤独死防止連絡事務所
令和二年十二月八日
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年賀状三枚減って筆下ろす褪せた革の住所録
令和二年十二月二十三日
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蕎麦喰えば歌が鳴る也大晦日紅と白との仁義なき戦い
令和二年十二月二十九日
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