桃山さん
のうた一覧
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音もなくシュガースノーは降り続き街眠らすか春が来るまで
令和三年一月九日
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冬眠という状態で冬を越す動物たち...
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朝毎に雪は新たに積りいて憎くも白く眼を覚ませゆく
令和三年一月十一日
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いつもよりゆっくりではありますけ...
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生まれ年に起きた災禍を思いては心に留め黙祷をする
令和三年一月十七日
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映像を見ることもありましたけれど...
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会いたいと思えば会えると言うけれどスマホじゃなくて直に会いたい
令和三年一月二十三日
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写真だとか過去の動画だとか今現在...
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試着する軽き言葉と裏腹に重き着物に小物合わせる
令和三年二月九日
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明後日お茶です、お茶、どうか無事...
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牛筋をコトコト炊いた翌日の朝の煮凝りひとり楽しむ
令和三年二月十三日
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今回炊き合わせたのはコンニャクと...
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愛し合う人と人とが結ばれぬ ありがちな話古今東西
令和三年二月二十三日
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でも英国でしたか王位を棄てて一般...
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詠まれゆく歌に煌めく文字言葉謳いあげるを眩しく仰ぐ
令和三年二月二十八日
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【うた】だけでも普段は使わない漢...
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お茶指南の義母より下す一揃い持ち重りする絹の品々
令和三年三月六日
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グレイッシュパープルの細かい模様...
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一切の雑念払い静謐の中に茶道の心を求める
令和三年三月八日
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無理です。 足が痺れそうですし...
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石垣の隙間の中にマイホーム グリーンメタの蜥蜴ちょろちょろ
令和三年三月十四日
10
スーパーの駐車場を囲んでいる石垣...
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燦々と注ぐ日こそが相応しい桜に今朝は薄曇る空
令和三年三月二十日
10
満開を過ぎると雨にも散ってしまう...
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人生の苦しみ悲しみ語らずに書き残すなら幸せだけを
令和三年三月二十七日
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清少納言はそういった気概のある女...
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お点前に気を取られれば桜など網膜をすべり鑑賞もせず
令和三年四月四日
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おまけに雨と風でしたので。 で...
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心にも場所にもゆとり保たせて穏やかに待つ診察の番
令和三年四月十七日
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これまでの週末の待合室はぎっしり...
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ベランダに薄手のガウンの裾を引き花々見回る朝のルーティーン
令和三年四月十八日
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現実には裾引いたりしてませんけれ...
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労いと感謝を込めて楽しんだ母の日今年はすべてネットで
令和三年四月二十四日
10
お店に出かける・話し合う・手に取...
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咲く花を追いて北ゆく養蜂家の蜂もシカトの花壇に水やり
令和三年四月二十六日
10
これまで食べた蜂蜜の一番高かった...
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大きなる八つ手の葉陰にとどまりて青蛙じっと雨宿りかな
令和三年四月二十九日
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実家の裏口には大きなヤツデがあり...
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ごくたまの一人の夜はクラシック音楽に浸るレース編みつつ
令和三年五月八日
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学生の頃に地元の音楽堂でオケを聞...
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