雨夜さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
書讀に緑柱石の鏡玉おき 文字より湧きたつ雲の行方みゆ
令和二年十二月六日
8
薄青色の六方晶系
もっと見る
さらさらと 珠數もみこみて あゆぶれば 風の吹きしく 枯野あらはる
令和二年十二月六日
3
散歩(二)
もっと見る
雨止みて 射干玉の髮 仄めきぬ やみの氣配も 訊ねまほしき
令和二年十二月五日
5
散歩
もっと見る
數珠玉をあつめて通す絹の絲 殼の闇苅つなぎ搖れなむ
令和二年十二月四日
3
生薬名は川穀根。
もっと見る
赫き青あはひ預けて仰のけに闇夜あきらけし浅縹
令和二年十二月三日
4
シーンインク
もっと見る
薄氷のひそかなる音をかきおけば廻轉琴めく旋律おぼゆ
令和二年十二月二日
4
75kHzくらい
もっと見る
降りくくる冷光は白銀のつかひ来るや碧き海から
令和二年十二月一日
3
シマーリングインク
もっと見る
嵌められし硝子に泊つる霜氷きよらなる羽しづかに覆ふ
令和二年十一月三十日
4
窓辺にて
もっと見る
忘却の墨にのまれし 凍 少 女 けさ白くめさむる
令和二年十一月二十九日
4
あらわれること
もっと見る
くづる櫻木のなみ訪へばひたひたの虚ろを渡る蛇みめづ
令和二年十一月二十八日
4
樹の中のこと
もっと見る
いとけなき雪の輪たどりみつむれば小宇宙いでや參らむ
令和二年十一月二十七日
6
正三角形
もっと見る
薄霧の白き眩暈につくばへば何處よりきこゆ道さやかなり
令和二年十一月二十六日
5
土の囁き
もっと見る
伽藍堂とまれかうまれ響もさむ橢圓へわたる彗星をあふぎて
令和二年十一月二十六日
5
通過するもの
もっと見る
逆さなる圓錐體の渇へみば風をうるほす山葡萄もて
令和二年十一月二十五日
5
まわるもの
もっと見る
いくへにも縒りて歸らぬ幾何學模樣空を飛び交ふ龍となりしや
令和二年十一月二十四日
7
ドラゴン曲線
もっと見る
蕣の枯れ蔓たぐりとりあつむ黒珠ゆらと別世界あれ
令和二年十一月二十三日
6
ゆらゆら、からから。
もっと見る
朝紅の消えゆく彩は雨のあと蕾に宿りて青薔薇解く
令和二年十一月二十二日
3
咲くこと。
もっと見る
微睡みてもどす遠き日の燠火 理性の眠りは怪物を生む
令和二年十一月二十二日
3
眠ること。
もっと見る
球體の瑕疵なきおもて慈しむ幽かにとまる塵を祓ゐて
令和二年十一月二十二日
5
完全なもの
もっと見る
白妙の衣さしすぐ月明は物遠かれどうつしうつくし
令和二年十一月二十二日
4
冷たいもの
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5