雨夜さん
のうた一覧
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姉羽鶴たかき山越へまひ降りて未生の夢の妹を尋めゆく
令和六年九月一日
3
題詠「姉」の変更版 アネハズル...
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文目なき繭の淡綠うるはしき生るる生絹の衣いつくしき
令和六年六月十九日
8
殺生を避け、羽化したあとの 天...
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古書市の紙のあはひを游ぎゆく波打ちそよぐ魚尾の群れみつ
令和六年四月六日
9
歌会・題詠「波」 魚尾は人相学...
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淡くもゆ紫の色の菫花せはしき身にも映ろふ光よ
令和六年四月六日
6
歌会・自由詠 急いで歩いていた...
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かぎりなく透き徹る火よ水くまりに閃く龍ととよむ雷鳴
令和六年一月十四日
5
歌会・題詠「龍」 分水嶺にくの...
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懷かしく香る水仙いちりんいちりん鈴なり折りふしゑまふ
令和六年一月十四日
12
ちりんちりんと水仙の鈴が鳴って、...
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グリッター儚き色さへ燦めゐて灯ともし頃に爪を羽化して
令和五年十一月二十七日
6
歌会・題詠「化」の修正版 夕暮...
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善惡の彼岸まゐりにかねてより持たぬアダムの林檎を供ふ
令和五年十一月二十七日
6
歌会・自由詠 アダムの林檎(喉...
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閉ざされて緑息づく庭園に常夜燈あり螽斯の翅と
令和五年七月三十日
9
7月歌会・自由詠 日本庭園の立...
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あらかねの土の午睡にほろびざるものをおもほゆ炎ゆる長庚
令和五年七月三十日
9
7月歌会・題詠「長」 長庚(ゆ...
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井戸底に沈む玻璃鏡は薄明の色をうつして水に赫ふ
令和五年七月二十一日
10
祖母の家の井戸を思い出して。
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いかさまに空のころもへ魚子うつ雲は戲れ魚をかたどる
令和五年四月二日
11
4月歌会・自由詠 魚子(=なゝ...
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やみあがる玻璃のかけらは鎭めたし匣は綺羅張り御納戸色の
令和五年四月二日
7
4月歌会・題詠「戸」 貝殻や硝...
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グリザイユ 不滅の謎を尋ねゆく皿繪は消ゆる謎解けぬまま
令和四年十二月二十五日
4
12月歌会・自由詠 グリザイユ...
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ふみまよふ黑一色の液晶に言問ふ走者明滅せり
令和四年十二月二十五日
5
12月歌会・題詠「走」 何か間...
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あまぎらひ降り來る雨は奏樂す誰にも見えぬ路地の桐の葉
令和四年十一月十七日
2
11月歌会・自由詠
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うつそみに摘むは眞夜なす山葡萄こころの底の餓鬼うるほさむ
令和四年十一月十七日
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11月歌会・題詠「山」
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曼珠沙華もえて朽ちぬる時雨月あかずやありけむ黄揚羽かなし
令和四年十月二十日
5
10月になって倒れ始めた曼珠沙華...
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蠟燭を消ち山なかに目を閉ぢてそよげるわれの聲をみつめよ
令和四年十月二十日
5
ひとつまえの蠟燭のルビ表記は「ら...
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櫨の實のみをつくしたる蠟燭の火影にをどる紙の上の文字
令和四年十月十八日
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ハゼノキの実で作った和蠟燭をとも...
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