卓さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
見せられぬ 古い日記を紐解けば栞のような長い髪の毛
令和二年十月十日
3
もっと見る
野の花も 毎年咲きしに君が花二度とは咲かぬ花瓶見つめし
令和二年十月十二日
3
もっと見る
秋風に 揺れし風鈴寂し気にしまえばあなたも来ぬと思いて
令和二年十月二十六日
3
もっと見る
庭先の さえずる小鳥に確かめしあなたの代わりに来ると思わば
令和二年十月三十日
3
もっと見る
打ち明けし 君の言葉に返事せず風の便りにまだ一人だと聞き
令和二年十一月三日
3
もっと見る
その姿 忘れし頃に来た手紙迷い洗いし真夜中の雨
令和二年十一月九日
3
もっと見る
盃を 勧めし君も上気して定家語るも目もと妖しき
令和二年十一月二十日
3
もっと見る
雪気配 寒き木枯し吹きつけて散りし枯れ葉は春に笑いし
令和二年十二月十九日
3
もっと見る
一重咲き 散るも落ちるも風まかせ狂い咲きなら和らぐ痛みか
令和二年十二月二十七日
3
もっと見る
すきま風 たぎる心は冷めゆきて静かに外す指輪も冷たき
令和二年十二月三十日
3
もっと見る
咲き誇り 散りぬは花の常なれど人の命も然りと思う
令和三年一月五日
3
もっと見る
春立ちて 桜や梅に薫風を憧れつつも寒さ返りし
令和三年一月十七日
3
もっと見る
寒梅に 手を添え息を吹きかける香りにむせびて寒さ忘れし
令和三年一月二十二日
3
もっと見る
山嵐 雄叫びに似た音なれど雲は流れて星瞬きぬ
令和三年二月十七日
3
もっと見る
山里の 深き雪と戦いて我が子案じつ飲む暮れかけの酒
令和三年二月二十七日
3
もっと見る
北へゆく 鳥の鳴き声つまされて吾が悲しみを分かりて鳴くか
令和三年三月二十八日
3
もっと見る
春の日も 寒き夜風をいとう夜に花の散りぬを思いて眠る
令和三年四月六日
3
もっと見る
葉桜の 下に佇み風は吹く静かなため息君を見つめる
令和三年四月八日
3
もっと見る
天うつす 鏡の水を見渡しむ 和気立つ峯に我もなりたし
令和三年八月二日
3
もっと見る
山すそに 霞湧き立つ時雨あと生き出づ木々に水ぞ立ち濡る
令和三年八月二十五日
3
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>