卓さん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
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遠き日に 手を取り合って 駆けた浜 どうしてるかと 波に聞いても
令和六年四月二十九日
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わたる瀬の ささやく音色 染み入るも 惚れてなるかと あす見すえつつ
令和六年四月二十六日
1
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うつり香の 髪に櫛いれ 染まる目も 流れ消えぬと 時雨まちつつ
令和六年四月十五日
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散りぎわに ふく風やみて かげりゆく 今朝の涙と 真夜中の雨
令和六年四月四日
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春風に ゆれる髪の香 せつなくて つぎの春には 去ぬと下向く
令和六年三月三十一日
1
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春の日に ふたりあるいた 瀬の岸も 幾年すぎて ひとりたたずむ
令和六年三月十五日
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川べりに 風は吹きぬけ なつかしき 過ぎたる人に 涙にじみて
令和六年三月三日
5
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夜半過ぎ 窓辺の外は 雪明り とうとう来ずと 冷えた月みる
令和六年二月十日
5
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眩しくて 背中を追った 熱い日も あったと笑う 冬の花火に
令和六年一月二十九日
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諦めて 差し出す腕を 下げたくて 息さえ出来ず 立ち去る君に
令和六年一月二十九日
5
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年の瀬に 背中を見せて 去る君と 話したかった 春に見てから
令和六年一月十四日
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届きたい 届きたいのに 届けない 手をさしのべて 消えるわたしに
令和六年一月十日
2
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結ばれぬ 人を想いて ゆく道に それもよすがと 風はささやく
令和五年十二月二十二日
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散る雪に 草はいろあせ 尽きるとも 落ちる涙に 雪はさけゆく
令和五年十一月十一日
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夏空の 笑い転げた 公園に 枯れ葉は散りて 翳りゆく君
令和五年十一月十日
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せせらぎに 流れたのしむ 君をみる 流れる心 いつか君にも
令和五年十月二十四日
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しずやかに かすかに匂う 秋の雨 伝えようとも 雨にけされて
令和五年九月二十七日
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自分から 別れを告げた 国道の 茶店見るたび 涙ながれて
令和五年九月六日
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紫陽花を 見ていた君は もういない 落とした涙 思いうつむく
令和五年八月十七日
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南風 鍬を持つ手に 空を見る 尽きた命に 蝉は鳴き止む
令和五年八月八日
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