おじいさん
のうた一覧
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斑猫の 手招くままに 導かれ 正体もなく 道をあやまつ
令和二年九月八日
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在ることの 空洞いだきつ 椎はいま 眞青な天に さやぎ順ふ
令和二年九月七日
5
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眼を瞠り 震へ泣く子を 立たしめて 玩具の汽車の 脱線慘事
令和二年九月六日
2
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二の腕の 引っ掻き傷の ひとつもて 昨夜の諍い けじめ付きたリ
令和二年九月五日
8
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これの世の 苦きにくすむ 硬貨もて 子に買はしむる 鹹き鹽飴
令和二年九月四日
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韻文の 痼リ棚引く 春日山 踏み荒らしつつ 誰そ つくし摘む
令和二年九月三日
4
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脛に持つ 疵の悪化に 勧めらる 豊後鉄輪 地獄の釜湯
令和二年九月二日
5
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朝日射す 窓に籠を吊り 飼ひ殺す 歌を忘れし カナリア1羽
令和二年九月一日
5
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人の世の 嘆きをことに よく学び 里の懸巣が 嗚咽を漏らす
令和二年九月一日
7
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八月の 癒ゆることなき 悼みあり 手足なきもの 蟻が引きゆく
令和二年八月三十一日
5
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背を丸め よき転生を 請ひ願ふ 椎の根方の 母の抜け殼
令和二年八月三十日
6
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法師蝉の 世は昏みつつ 慌ただし 諸行無常の こゑ聲かすれ
令和二年八月二十九日
3
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若き日の 名残りを印す 老班に まぼろしを追う 夜の背が痒し
令和二年八月二十八日
3
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啻ならぬ ものに昂り 身を焦がす 狂へるものは 火蛾とて愛し
令和二年八月二十七日
6
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葛咲きて 立札は告ぐ この山の 危ふき橋と 蝮多きを
令和二年八月二十六日
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ゆふがほの ほのかに青む 刻ありぬ ふっとまぼろし ならぬもの見つ
令和二年八月二十五日
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ぬばたまの 夜目見開きて 螢戀ふ 吾はも杜の 梟ならむ
令和二年八月二十四日
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さはさはと 流るるものの 傍らに 螢はするも 青き火のこと
令和二年八月二十三日
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うつつとも 夢ともつかぬ 水音のやがて夜明けの 蜩となる
令和二年八月二十二日
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ぬばたまの 夜をうなさるる 吾妹子が寢言にもらす ああ恨めしや
令和二年八月二十一日
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