おじいさん
のうた一覧
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しとしとと 木々打つ雨に 春長けて幼児がヘリの 母の御弾き
令和二年九月十八日
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妄想に 老けこむ御爺 かはゆひさ 眼眞つ赤に 血走つてるさ
令和二年九月二十七日
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しなやかな 仕草をもちて 竿の上に 頻りなること 尺取虫はなす
令和二年九月二十九日
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細りゆく 未来の為に 伏せ置きし ジョウカー一枚 手札に戻す
令和二年十月二日
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背を丸め よき転生を 請ひ願ふ 椎の根方の 母の抜け殼
令和二年八月三十日
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廣重の摺りだす風に荒れ狂ふ琵琶の湖など是非とも汝と
令和二年八月十七日
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禁色の火色帯びたる鮭にして仕置の粗塩をざっくり打たる
令和二年八月十八日
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谺して迦陵頻伽の叫び声口を窄めて火を吹く山に
令和二年八月二十日
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啻ならぬ ものに昂り 身を焦がす 狂へるものは 火蛾とて愛し
令和二年八月二十七日
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ぬばたまの 夜目を凝らしつ 釘打つも 寸足らざりて 呪ひ負けたり
令和二年九月十日
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脛に持つ 疵の悪化に 勧めらる 豊後鉄輪 地獄の釜湯
令和二年九月二日
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八月の 癒ゆることなき 悼みあり 手足なきもの 蟻が引きゆく
令和二年八月三十一日
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朝日射す 窓に籠を吊り 飼ひ殺す 歌を忘れし カナリア1羽
令和二年九月一日
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在ることの 空洞いだきつ 椎はいま 眞青な天に さやぎ順ふ
令和二年九月七日
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残像を 魂などとは 生ぐさし夜夜プラトンの 苦き歯軋り
令和二年九月二十六日
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暗がりに立ち現れて顔寒き銀竜草はわが背後霊
令和二年八月十六日
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ぬばたまの 夜をうなさるる 吾妹子が寢言にもらす ああ恨めしや
令和二年八月二十一日
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韻文の 痼リ棚引く 春日山 踏み荒らしつつ 誰そ つくし摘む
令和二年九月三日
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これの世の 苦きにくすむ 硬貨もて 子に買はしむる 鹹き鹽飴
令和二年九月四日
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刻ならぬ 聲を張り上げ 飯と言ふ 君はけぶれる 國の王樣
令和二年九月十三日
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