おじいさん
のうた一覧
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うつつとも 夢ともつかぬ 水音のやがて夜明けの 蜩となる
令和二年八月二十二日
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斑猫の 手招くままに 導かれ 正体もなく 道をあやまつ
令和二年九月八日
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生い立ちは 窪んだところ その遠き 卑屈さもてる 淋しさにゐる
令和二年九月二十一日
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曼珠沙華 眞つ赤に手折り たらちねの 母は若やぎ 歸りきたれリ
令和二年九月十七日
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夏椿 ひそかに散らふ この星に またたきゐませ たらちねの母
令和二年九月十七日
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眼に見えぬ ものの気配に 怯え哭く 愛犬かんたの 眼精疲労
令和二年九月二十五日
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嘯ける 神の降せし 警告か 落つる木の実に 額を打たる
令和二年九月二十六日
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亡靈の 一夜は明かり 氣怠るかり 貝の樣なる 沈默にゐる
令和二年十月一日
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ぬばたまの 夜目見開きて 螢戀ふ 吾はも杜の 梟ならむ
令和二年八月二十四日
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悔恨の夕暮れは來て首をを垂るわが身の樣に暮るる向日葵
令和二年八月十六日
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二の腕の 引っ掻き傷の ひとつもて 昨夜の諍い けじめ付きたリ
令和二年九月五日
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吾妹子よ 流す泪に 甲斐なくば 確と泪の 節約しませ
令和二年九月十四日
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秋ふかむ 水のおもてに ゆらゆらと 笑まふ姉ゐて 月日は早し
令和二年九月二十日
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うつ伏せの 樣も露はに 身罷りし 姉に無量の 靜寂こそあれ
令和二年九月二十日
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引鐵を 引き會ひ遊ぶ 兒ら怖し 和魂の二葉 芽吹きつつあり
令和二年九月二十四日
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死後も尚 患いゐたる 父の為 イヌリン入りの 仏飯参らす
令和二年九月三十日
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なまよみの 甲斐の国より 訃報受く 介護むなしく 嬶死すると
令和二年九月三十日
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葛咲きて 立札は告ぐ この山の 危ふき橋と 蝮多きを
令和二年八月二十六日
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人の世の 嘆きをことに よく学び 里の懸巣が 嗚咽を漏らす
令和二年九月一日
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ふところに 匿し持ちたる 汝の憫 きのふの天に けふも芹摘む
令和二年九月十六日
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