おじいさん
のうた一覧
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何かしら 背後寂しと 思ふとき 曼珠沙華は 其處に咲きてあり
令和二年九月二十三日
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搖るるもの みな身近にて みすず刈る 信濃の野邊に 汝れが手を振る
令和二年九月二十二日
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生い立ちは 窪んだところ その遠き 卑屈さもてる 淋しさにゐる
令和二年九月二十一日
9
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柚子一つ 鏡の奧に 寫りゐて あなたのゐない 不思議な眞晝
令和二年九月十九日
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しとしとと 木々打つ雨に 春長けて幼児がヘリの 母の御弾き
令和二年九月十八日
7
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御母を 睡りのふちに 置き去りて 綾取りの川 せせらぎそむる
令和二年九月十八日
10
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夏椿 ひそかに散らふ この星に またたきゐませ たらちねの母
令和二年九月十七日
9
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曼珠沙華 眞つ赤に手折り たらちねの 母は若やぎ 歸りきたれリ
令和二年九月十七日
9
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ちよい撫でて 痛いの痛いの 飛んでゆけ 怪しげな歌 子に渡しをリ
令和二年九月十五日
11
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吾妹子よ 流す泪に 甲斐なくば 確と泪の 節約しませ
令和二年九月十四日
8
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刻ならぬ 聲を張り上げ 飯と言ふ 君はけぶれる 國の王樣
令和二年九月十三日
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蹈み違へ 蹈み外しつつ 生くる身の 頭上に缺けて 廣重の月
令和二年九月十二日
10
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たをやかな 歌を夢見て 色附ける 斯かるざくろを 是非ともひとつ
令和二年九月十一日
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ぬばたまの 夜目を凝らしつ 釘打つも 寸足らざりて 呪ひ負けたり
令和二年九月十日
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斑猫の 手招くままに 導かれ 正体もなく 道をあやまつ
令和二年九月八日
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眼を瞠り 震へ泣く子を 立たしめて 玩具の汽車の 脱線慘事
令和二年九月六日
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二の腕の 引っ掻き傷の ひとつもて 昨夜の諍い けじめ付きたリ
令和二年九月五日
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これの世の 苦きにくすむ 硬貨もて 子に買はしむる 鹹き鹽飴
令和二年九月四日
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韻文の 痼リ棚引く 春日山 踏み荒らしつつ 誰そ つくし摘む
令和二年九月三日
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脛に持つ 疵の悪化に 勧めらる 豊後鉄輪 地獄の釜湯
令和二年九月二日
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