キタハラさん
のうた一覧
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減らされたくすりの数に反比例して増えてゆくあかるいひかり
平成二十一年七月三日
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ぬふふふ。反比例のつかいかた正し...
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シンバルを鳴らすチープな猿みたく今日もゼンマイ式の笑顔で
平成二十一年七月十八日
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接客業やってたときはこんなかんじ...
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あっちでもこっちでもぼくはベランダで他人の空をながめてるだけ
平成二十一年八月一日
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対人スキルがほしいの。リアルでも...
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どれみふぁそだけでもちゃんとよろこびのうたをかなでるふるいぴあにか
平成二十一年八月四日
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第九のいちばんかんたーんな主旋律...
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糸口がつかめないまま父親と高校野球を見てる八月
平成二十一年八月十三日
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酸化した恋をあなたは友情と呼ぶけどそれはただの思い出
平成二十一年八月二十七日
8
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「頭のなかわけ合いたい」と思うけどわたしばっかり見せてるような
平成二十一年九月一日
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わたしばっか愚痴とか弱音はいてる...
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きみもまた寂しいのだと思い知る胸に刺さったペンの細さよ
平成二十一年九月一日
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パパとママそれからぼくとねえちゃんと冷蔵庫には森永マミー
平成二十一年九月十五日
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しあわせの象徴
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からっぽのポストをのぞくだけの日々なので死んでもかまいませんよ
平成二十一年九月二十日
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改作
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だいじょうぶだいじょうぶだいじょうぶ って呪文みたいにくりかえしてた
平成二十一年九月二十三日
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歩いてくてくてくてくてく歩いてく絶望行進曲のテンポで
平成二十一年十月二日
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「流れ星みえないね」って寄りそった冬の記憶をひとつ棄てます
平成二十一年十月二十二日
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ばらばらの記憶をつなぎあわせればフィルムのなかであなたが笑う
平成二十一年十一月七日
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映画館でバイトしてるんですけどね...
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なにひとつ作れやしない手のひらを見つめて嘆くばかりの夜だ
平成二十一年十一月十日
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はたらけどはたらけどなおわがくら...
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「道を踏みはずした」なんて言い訳だ ぜんぶ自分で選んだくせに
平成二十一年十一月十日
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ごめんなさい
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おかしいな わたしはすでに死んだのに意識がずっと苦しんでいる
平成二十一年十一月十日
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すこやかに温もっている手のひらはこれから出会うだれかのために
平成二十一年十一月二十九日
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わたしのためではない。
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なりたくてなったんじゃない 世間的評価としての半熟たまご
平成二十一年十二月一日
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ゆでたまご失敗…。ゆで時間はちゃ...
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「なにもない日」があっていい まっしろなスケッチブックをながめていたい
平成二十一年十二月六日
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