笑能子さん
のうた一覧
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菜の花の苦さにそっと紛らせる日々に隠れた遣り切れなさを
平成二十二年三月十二日
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拠り所それは心の中にあり決して他人の中には在らず
平成二十二年五月四日
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利己的な縁と愛だけ求めゆきその爪先は何処に向かう
平成二十二年八月十四日
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高低の嘆きの海を飄々と秋刀魚泳ぎて何処へ行くか
平成二十二年八月二十七日
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夏果てる気配微塵も浮かばずに街遠近に疲れが滲む
平成二十二年九月七日
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人は人吾は吾よと言い聞かせ既製品から半歩はみ出す
平成二十三年一月十日
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彼是と身を細くする算段も愉しみなくばいずれは飽きる
平成二十三年二月十五日
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ひとかどの言葉は人斬るものならず己の欲を削ぎとるものぞ
平成二十三年二月十九日
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こぼれ出た言葉静かに拾い寄せ静か一帖編み上げている
平成二十三年二月二十四日
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せめてもと寄り添う如く節電す明日は一緒に笑える様に
平成二十三年四月五日
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一言の重みを一人噛み締めてせめて何かよ届けと願う
平成二十三年四月六日
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健やかで在る様にとただ祈るのみ明日が如何とか先ず横に置き
平成二十三年四月十日
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ただ座して糸だけ手繰り漁夫気取るその背にかつての輝きは無く
平成二十三年六月三日
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さらさらと時の流れの中にいて盆の巡りを静かに眺め
平成二十三年八月十二日
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稲の海鷺ひとたりの佇みて深き思案の影のばしたる
平成二十三年九月八日
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彼岸花道を教える如く咲き迷える雲をただ笑うなり
平成二十三年九月二十三日
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満足は貪る先に在りはせず日々の隙間にひっそりと湧く
平成二十四年一月六日
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二十歳の子静かながらも誇らしげ未来の為の光を持ちて
平成二十四年一月九日
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冷え込みに何時もの冬と思いつつ様々重ね気を重くする
平成二十四年一月十三日
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運も縁縁も運ぞと言い聞かせ重き何かを引きずり歩む
平成二十四年一月十七日
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