笑能子さん
のうた一覧
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心せよ鏡に怒鳴る暇なし同時進行あなたの未来
平成二十四年三月十三日
4
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今日までとため息ひとつ吐いた後さあ今日からと深呼吸する
平成二十四年三月十二日
10
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デジタルな形式のみの区切りありされども皆はアナログを生き
平成二十四年三月十一日
2
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電脳の中で稚気だけ悪目立ちここぞと鬱屈晴らす大人の
平成二十四年三月十日
4
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ずっしりと伸し掛かられる雨の底やり過ごせずに眠りの底へ
平成二十四年三月九日
4
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外へ外へ求めるばかりの欲の果て誰も知りえず光も知らず
平成二十四年三月八日
3
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しみじみと膏薬の能有り難し凝れる心も何時しか解れ
平成二十四年三月七日
2
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今だなお言葉激しき人の居てまだまだ過ぎず忘れるなかれ
平成二十四年三月六日
2
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ひっそりと再構築を為す内に初心の熱をふと思い出す
平成二十四年三月五日
3
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駆引きの袋小路に何埋まる一部の得なら掘り出し無用
平成二十四年三月四日
1
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コツコツと隙間を埋めて時過ごす根気の行方を考えながら
平成二十四年三月三日
3
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ネタなどと嘯く人の寒々し心根鏡の如くに透けて
平成二十四年三月二日
1
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寂しさの一つ一つを持ち寄って不夜城となし暫し息継ぎ
平成二十四年三月一日
3
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伸び一つ体の奥で鳴る音に感じいりてはまた伸びをする
平成二十四年二月二十九日
4
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感覚の違いばかりを際立たせ編む正論の消せぬ距離感
平成二十四年二月二十八日
1
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はらはらとチラシの裏を重ねつつ世間雑事は今日も過ぎゆく
平成二十四年二月二十六日
2
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考えぬ平均主義で見えぬもの探る事なくまた均しゆき
平成二十四年二月二十五日
0
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様々な仕様も我の一面と割り切りながら世間を泳ぐ
平成二十四年二月二十四日
5
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苛立ちは己の不甲斐なさ故に腹は立てずに横にし伸べて
平成二十四年二月二十三日
2
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切り刻む自分の時間のその隙間代入法など適用出来ず
平成二十四年二月二十二日
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