山本克夫さん
のうた一覧
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姿見のなかのわたしが微笑めばたぶんわたしも微笑むだろう
平成二十三年一月十七日
5
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鳥の鳴いている気がしてベランダの窓を開ければ風の音のみ
平成二十三年一月十七日
1
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まちがえて飛行機雲になりかわり僅かばかりのわたしを残す
平成二十三年一月十三日
5
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目覚めれば花の匂いは消えていてわたしは春を待つガラス壜
平成二十三年一月十三日
8
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クエーサーの星の子どもにかこまれて光の速度叶えつつゆけ
平成二十三年一月十三日
3
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赤色の回転灯が走り去るまた幾らかの悲しみに向かって
平成二十三年一月十一日
7
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夕暮れが傾く方に傾けばわたしも紅く染まるのでしょう
平成二十三年一月十一日
6
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わからない成分たちが目頭を独り立ちする雨のふるらし
平成二十三年一月十一日
3
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調理器具ねがっていたら明日には悲しみを粉砕するミキサー
平成二十三年一月九日
1
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合わせ味噌の夜は静かに牡蠣鍋の隙間に愛をとけてゆきます
平成二十三年一月九日
4
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もう手のひらの粉雪は消えると知ってひろげます手のひら
平成二十三年一月九日
2
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街灯のあかりは夜のやさしさの俯くひとに教えていたの
平成二十三年一月九日
2
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ワイパーの動きは少し忙しなく弾かれる雨も少し寂しい
平成二十三年一月九日
1
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永遠の翼のようなふりをして飛び立つための理由をさがす
平成二十三年一月八日
9
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スクランブル交差点を立ち止る誰もわたしを気にしていない
平成二十三年一月八日
1
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遮断機の此処と向こうの間にはもう越えられぬ悲しみがある
平成二十三年一月八日
3
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河口から吹き上げてくる風達よわたしのもとに集まるがよい
平成二十三年一月八日
4
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ゆっくりと起立しなさいひかりある明け方の海のクレーン
平成二十三年一月二日
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願ってもカードのジョーカー奇術師の指の先から弾かれてゆく
平成二十三年一月二日
2
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ゆうぐれの傾きながら国道のガードレールに脚をからめた
平成二十三年一月二日
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