山本克夫さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 完璧にならないまでも真夜中を白熱灯のわたしが照らす 平成二十三年二月八日 8 もっと見る
- 弁明を聞かずに森を吹き抜けるわたしは風のふりをしている 平成二十三年二月七日 13 もっと見る
- 疑問符をしずかに添えて答えなら月のひかりでいいと思えた 平成二十三年二月六日 7 もっと見る
- 気がつきばよかったのです逆光のあなたの頭上あわいリングに 平成二十三年二月六日 3 もっと見る
- 赤れんが倉庫の影がのびてゆく また夕暮れがわたしにちかい 平成二十三年二月六日 10 もっと見る
- 壊れそうなトラバント抱いて走り出す 荷室から東欧の明け方 平成二十三年二月六日 2 もっと見る
- ああ、たたきこわしたのは一夜の星空発生装置 わたしの未来 平成二十三年二月六日 1 もっと見る
- 音楽の時間から終焉に向う時の泣いていたモーツァルト 平成二十三年一月三十日 5 もっと見る
- 珊瑚礁の記憶と供に丸く丸くなって鍋の中のオマール海老 平成二十三年一月三十日 5 もっと見る
- 虹色の職人気質うつむいたひとのこころを上に向かせる 平成二十三年一月三十日 5 もっと見る
- 手にしたら風の書籍のようで指先をすり抜けてゆく言葉たち 平成二十三年一月三十日 9 もっと見る
- お勧めの料理の皿の隅っこにブロッコリーだった頃のわたし 平成二十三年一月三十日 3 もっと見る
- 雪降らし装置かかえて嘘つきの頭上を白くしろく変えてく 平成二十三年一月二十三日 3 もっと見る
- 森であることをわたしの内面に知らせるための電報がくる 平成二十三年一月二十三日 10 もっと見る
- ゆるしたら空になりますゆき先はいわし雲から教えられます 平成二十三年一月二十三日 4 もっと見る
- ベランダの白いＴシャツ夏の日の風のあだ名を付けておきます 平成二十三年一月二十三日 5 もっと見る
- 約束がやぶられた夜モーターのコイルにきつく銅線を巻く 平成二十三年一月二十三日 10 もっと見る
- 雪深き来々軒の店先に「ＬＯＶＥはじめました」の貼紙のあり 平成二十三年一月十七日 4 もっと見る
- なんてこと夜がこんなに優しいのなら朝がなくてもいいと思った 平成二十三年一月十七日 10 もっと見る
- バランスの崩れた夜のわたしたち平均台から滑り落ちます 平成二十三年一月十七日 3 もっと見る
