山本克夫さん
のうた一覧
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夕立のあとアスファルトに立ち尽くす逃れられない夏の匂いだ
平成二十一年六月二十三日
19
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もう必要のない明かりのスイッチを痺れた指先が落として回る
平成二十一年六月二十三日
2
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最愛の電話ボックスに閉じこもり何時までも終わらない会話を
平成二十一年六月二十三日
5
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楽しさにかけられた魔法はとけて少しずつもとのわたしに戻る
平成二十一年六月二十三日
3
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冷たい目で見つめられるのはもう慣れた身体中冷蔵庫の青年
平成二十一年六月二十三日
2
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むかし空だった記憶をたどりセルリアンブルーの絵の具を探す
平成二十一年六月二十二日
4
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ひとりではどうしようもなく夕闇に手と手をつなぐよわい生き物
平成二十一年六月二十二日
4
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てのひらの運命線きえるあたりをなぞり強くいきたいとねがう
平成二十一年六月二十二日
3
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泣いているさみしい動物に雨上がりの夕虹ハンカチをさしだす
平成二十一年六月二十一日
8
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明日どうなるか判らないからって今夜どうするってわけでも
平成二十一年六月二十一日
3
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夜明けまえ思いをはせる空っぽの給水塔にふれてゆく霧
平成二十一年六月二十一日
5
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ラの音をくちびるに触れやわらかな月の光にかがやく音叉
平成二十一年六月二十一日
8
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悪いことばかり聞こえてしまう兎はかたく両方の耳を結んだ
平成二十一年六月二十日
5
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あなた島とわたし島の中間にみらいのためのおおきな橋脚
平成二十一年六月二十日
1
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本心は伝えられずにすりガラスのざらざらをなぞるゆびさき
平成二十一年六月二十日
1
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わたし片足で立っていて今バランスを丹頂鶴の母子に託す
平成二十一年六月十九日
2
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純粋の職人の手による桐箪笥の中に仕舞われる月明かり
平成二十一年六月十九日
2
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きれぎれの言葉をつなぎいずれあなたの残像として綴じる
平成二十一年六月十九日
1
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どことなく混乱のなかにもう一切合切が詩であることとして
平成二十一年六月十八日
9
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ぎりぎりの喫水をたたく水音いつまでも船底にとどまる嗚咽
平成二十一年六月十八日
1
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