山本克夫さん
のうた一覧
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むちゃくちゃな言い訳はこどもみたいだ。いつまでも子どもみたいだ。
平成二十一年九月二十七日
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災いはやってくるものではなくまねくものだとこの口ははじめて知った
平成二十一年九月二十七日
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ソムリエがいる店だからっておいしくワインが飲めるわけではない
平成二十一年九月二十七日
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逢い引きということばより100g78円の合い挽き肉のほうが似合いだ
平成二十一年九月二十七日
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夕暮れのトマト畑に立つひとも真っ赤に染めてゆく夕暮れ
平成二十一年九月二十六日
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ひとつ希望をしまって眠りましょう鮮やかな宝石箱の中に
平成二十一年九月二十六日
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ほんの少し違和感をおぼえ振りかける岩塩の辛さにも似た
平成二十一年九月二十六日
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なにひとつ無くしたものはみつからず叩きつける雨の連弾
平成二十一年九月二十六日
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夕刻の風見鶏の方角をみあげればいそぎ森へと帰る鳥たち
平成二十一年九月二十六日
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気まぐれでやられても警報がなりひびく街なんてだれも望んでいない
平成二十一年九月二十五日
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あんがいとよいものかもしれませんね常識をくつがえす非常識なら
平成二十一年九月二十五日
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むかしむかし銀幕のスターがひとりドラッグまみれでしんでいったわ
平成二十一年九月二十五日
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わさびソフトクリームはひとつの結果だとしても誰もわさびの意見は聞かない
平成二十一年九月二十五日
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入会の係りのひとが鯖の目で見つめる あとここにサインでいいのね
平成二十一年九月二十五日
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いきてゆくぼくらのために白百合を天に供えていのるしかない
平成二十一年九月二十四日
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起動シーケンサーロード。オールグリーン。戦場はあけがたの街。出撃。
平成二十一年九月二十四日
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ゆびさきのクリックする乳房はたぶんJavaScriptで動いているの
平成二十一年九月二十四日
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何を越えようというのか、低ければひくいほど下がりようはないのに
平成二十一年九月二十四日
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すみれの花言葉なんてわすれた。すみれはすみれそのままでいい
平成二十一年九月二十三日
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広場にはおおくのひとがむれていて誰もわたしを受け入れてくれない
平成二十一年九月二十三日
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