山本克夫さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
球体に近付くようにゆっくりと手足をちぎる 夢なのでしょう
平成二十二年一月三日
2
もっと見る
ゆふぐれと書いて目を伏せる またやみがやさしいふりをする
平成二十二年一月二日
7
もっと見る
日だまりに背伸びなんかして新しい春となる練習をするのです
平成二十二年一月二日
2
もっと見る
悲しみのジクソーパズルを組み立てても組み立ててもかなしみ
平成二十二年一月二日
5
もっと見る
ずうとそうしていたかったいつまでも球根のまま春にうもれて
平成二十二年一月二日
2
もっと見る
だれにでもしは平等におとずれるただじゅんばんは神のきまぐれ
平成二十二年一月二日
3
もっと見る
森に帰ることを前提として滝までの遊歩道を歩く冬の日
平成二十二年一月一日
2
もっと見る
一瞬の自由律がわたしからおもいくさりを取り去るのです
平成二十二年一月一日
7
もっと見る
病院の待合室で泣いているひとが多くて 泣いている
平成二十二年一月一日
2
もっと見る
そんな気がしますとふたり開いた傘を別々に閉じるのでした
平成二十二年一月一日
1
もっと見る
「ねえここに触れてよ」と言うここが何処なのか判らないまま
平成二十二年一月一日
1
もっと見る
鈍色の湖から飛び立つように水鳥が涙腺を流れていった
平成二十一年十二月三十一日
3
もっと見る
薄暗いキッチンの輪郭で冷めてゆくミルクティーの意味は
平成二十一年十二月三十一日
2
もっと見る
夕闇にアンドロイドの腕を持ち暗い隙間をこじ開ける
平成二十一年十二月三十一日
0
もっと見る
願わくば二十四色クレヨンの青から始めるとおい青空
平成二十一年十二月三十一日
3
もっと見る
夕食の鍋のなかに崩れてゆく長ネギの理想を引き上げる
平成二十一年十二月三十一日
2
もっと見る
わだかまりを晴らすように何処かで窓ガラスを磨く音がする
平成二十一年十二月三十日
3
もっと見る
誰からも受け入れられない思いが水溜まりに凍りつく朝
平成二十一年十二月三十日
4
もっと見る
情熱がうすうくなって暗闇にかすかな鼓動だけは聞こえる
平成二十一年十二月三十日
1
もっと見る
変数の宣言が偽りでふたりリビングルームに降り積る嘘
平成二十一年十二月三十日
0
もっと見る
[1]
<<
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
>>
[102]