山本克夫さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 花束を両手に抱えて朝だった頃のあなたに会いにゆきます 平成二十二年三月十日 2 もっと見る
- おだやかなテンポで始まろうとする鍵盤を冷たい雨が濡らす三月 平成二十二年三月九日 3 もっと見る
- 重力に逆らおうとする羽根をとてもやわらかな言葉でほめてやる 平成二十二年三月九日 6 もっと見る
- はかりしれない大きさの水槽のなかに泡がうまれてはきえてゆく 平成二十二年三月九日 0 もっと見る
- えいえんにおわることのない潮騒の縁でしずかにおわろうとする魚 平成二十二年三月九日 3 もっと見る
- 市役所の待合室のわたくしの存在として手にする印鑑証明 平成二十二年三月八日 3 もっと見る
- わたくしがわたくしでないエビデンス生まれる空を間違えました 平成二十二年三月八日 2 もっと見る
- ひらいてはとじる掌のひらいても空がないのは知っていました 平成二十二年三月八日 9 もっと見る
- 何もない部屋に似合いの壁面収納カタログをながめてすごす 平成二十二年三月八日 1 もっと見る
- 古びたえんぴつ削り器を手にしてこころまで尖らせている 平成二十二年三月七日 6 もっと見る
- ポスターを剥がした後の真っ白な壁のようにはなれない 平成二十二年三月七日 9 もっと見る
- みんないなくなりました掌にはクールミントガムの銀紙 平成二十二年三月七日 4 もっと見る
- 過去へさかのぼる道を探して後ろ向きに歩いていました 平成二十二年三月七日 2 もっと見る
- 間違えて岩石で描いたデッサンのあなたの顔の硬い表情 平成二十二年三月七日 2 もっと見る
- その先に春風のふれるまでもう少しバスを待ってみますね 平成二十二年二月二十七日 3 もっと見る
- それからです雨の領域にとらわれて大粒の涙を流すのです 平成二十二年二月二十七日 1 もっと見る
- ひかりという指先で雨をとじ出来るなら次の青空をひらく 平成二十二年二月二十七日 1 もっと見る
- 誰もいない公園の滑り台うなだれて笑い声を求めています 平成二十二年二月二十七日 2 もっと見る
- 玄関先に決心があらわれてとっとと靴を履けと急かすのです 平成二十二年二月二十日 6 もっと見る
- 明け方に元気になって飛び回る夢をみました ゆめでした 平成二十二年二月二十日 2 もっと見る
