椿さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- ことひきの稚なきときは波にのり砂上をすべり河口にあそぶ 平成二十一年六月二十一日 2 もしかしたら「音をだしてなく魚」... もっと見る
- まみずにも海のなかにも棲むてふ幼きいをの汝は両棲魚 平成二十一年六月十九日 4 勝手にもっともらしい言葉を作って... もっと見る
- すべりくる波が砕けてかへるとき銀色のいを網に捉へぬ 平成二十一年六月十九日 5 波の先端が砂浜の傾斜にのぼりつめ... もっと見る
- 明け空のくれない色に染まるころいつのまにやら眠りにおちた 平成二十一年六月十七日 2 夜明けは四時半くらい。 今ごろ... もっと見る
- さまざまの色はなせれどさみどりを雨が育くみやがて濃き夏 平成二十一年六月十七日 4 植物は水さえあれば生きているみた... もっと見る
- あぢさゐの咲きゆく季節七日づつかぞへるやうに土曜来たりぬ 平成二十一年六月十六日 2 あじさいはどこにもあるが、登山電... もっと見る
- カセットをひとつぶらさげ甲羅干し湘南娘を浜に置いてきた 平成二十一年六月十六日 1 いまならiPod? もっと見る
- この街のこの場所ふたりゐて見もせずにまた分れ合ふ街角 平成二十一年六月十三日 2 去年からことしにかけて随分いろい... もっと見る
- ブレーキの欠けたバイクに駆けのりて修羅のやうには走れぬものか 平成二十一年六月十一日 2 この頃思うこと、ひとの修羅はどう... もっと見る
- 生くことの少なき身には書きとめてたれに伝ふる歌とてもなく 平成二十一年六月十日 6 私だって、恋するか悩んでいれば良... もっと見る
- 倍々の丁半博打うつみたくついにはまけて愛はすっからかん 平成二十一年六月九日 4 もっと見る
- 口語というより落ちついた書きことば易しい文語が終のかたちか 平成二十一年六月八日 2 もっと見る
- あじさいの色はしろくてやがて射す日はあかるくて今日は晴れみたい 平成二十一年六月七日 2 箱根登山鉄道のあじさいはまだ一分... もっと見る
- 雑草に埋もれて咲いたあじさいの今年の色は青いむらさき 平成二十一年六月七日 1 駅のあじさいは株も多くて見応えし... もっと見る
- さみだれもつゆも分たぬ六月のくりからもんもん言葉の背なは 平成二十一年六月六日 2 去年も同じようだったけど、五月か... もっと見る
- 一束に留むるりぼんの銀のふち二十歳過ぎしも髪かざり映ゆ 平成二十一年六月四日 4 もっと見る
- 気にかかるひとのありせば昨日よりおもひを増したハートなのかも 平成二十一年六月四日 2 もっと見る
- 四キロでしめて五百円どの本も貫目以上に中身が重い 平成二十一年六月三日 5 もっと見る
- 好きというからには二百パーセント何もかも気にいったのだから 平成二十一年五月三十一日 1 もっと見る
- 三味線の終はらぬうちにベーコンとカレー粉を買ひ戻り来る駅 平成二十一年五月三十一日 0 もっと見る
