樟明子さん
のうた一覧
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外に出る億劫な日々コロナ禍で誰かと會へば心彈みぬ
令和二年八月二十六日
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かなへびの跳ぶ跳ねる狹き庭いのち溢れるしあはせの庭
令和二年八月二十五日
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日傘さしマスクをつけて家を出るいつもと違ふ夏の子どもよ
令和二年八月二十四日
5
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ひらひらと揚羽の通る蝶の庭葉だけ茂れる蜜柑の木のあり
令和二年八月二十三日
5
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木の陰の微かな風の流れくる靜かな場所で息を吸ひこむ
令和二年八月二十日
6
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常ならぬ夏の日々の續ゐても藍の朝顏庭を覆ひたり
令和二年八月十九日
7
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ざくざくと樹々は倒され空廣く心休める病棟の建つ
令和二年八月十八日
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精靈の船も花火も華やかで悲しさのまた募る夜かな
令和二年八月十七日
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眞つ青な空を部屋に呼び込まん汗流しつつ透明になる窓
令和二年八月十七日
5
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默々と木の葉を食べる蟲けらのわたしはどれほど喜びを知る
令和二年八月十六日
6
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わしわしと小さな口でうりは蟲南瓜の花に穴を開けてく
令和二年八月十五日
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いにしへの祈りの山の水淨し地に住む人の心を清くす
令和二年八月十四日
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泣きながらわしわしわしと蝉の云ふ最期の夏と思へば哀し
令和二年八月十三日
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夏雲の光を放ち湧き上がる白きを見ればざわつく心
令和二年八月十一日
3
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ずいぶんと長く生きてゐる今ごろになつて氣づゐた息することを
令和二年八月十一日
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パタパタと跳ねる足音響きをりこどもの元氣微笑む心
令和二年八月十日
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そよそよと風の入りし窓邊には幼き頃の夏の日のあり
令和二年八月九日
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三歳の母の記憶のキノコ雲今はわたしがそれを抱へる
令和二年八月九日
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バリバリと草刈る音に起こされる休日の日の田舎の朝は
令和二年八月八日
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浮かれてる時代に生きて母となるその子どもらの堅實なこと
令和二年八月七日
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