樟明子さん
のうた一覧
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常ならぬ夏の日々の續ゐても藍の朝顏庭を覆ひたり
令和二年八月十九日
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潰されてしまひさうなこの身でも瞳を開けて光りを見たい
令和二年九月二十四日
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小學生男子のやうに絡まりて蝙蝠の飛ぶ滿月の夜
令和二年十月一日
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母となり初めての夜に罪を知る我が子に與へた死といふものを
令和二年七月十四日
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いつまでも夢に出てくるあの時は私がいちばん輝ゐた頃
令和二年七月十五日
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飮み込みし言葉はいつも同じなのわたしはわたし比べないでよ
令和二年七月十六日
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雷と風の暴れる嵐の日雨降りやめば胡瓜の長し
令和二年七月二十一日
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百年後僕はゐないといふ息子誰かの胸で生きてると母
令和二年七月二十二日
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長雨の雲の薄れて朝の五時思ひ出したり空の明るさ
令和二年七月二十五日
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長雨の明けぬ朝に贈り物大きく開く南瓜の花
令和二年七月二十六日
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大粒の涙零れる別れの日どうしようもない悲しみの空
令和二年七月二十七日
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叶はないほどに煌めく星々はきつと誰かの魂だらう
令和二年七月二十七日
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搖らぐ火で船形つくる夏祭り逝きし人にも久々に逢ひ
令和二年七月三十日
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便利さを知れば知るほど増えていく區別をされて捨てられるもの
令和二年七月三十一日
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ぐらぐらに搖れる倒れるこのわたし杖を一本魂のため
令和二年八月七日
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默々と木の葉を食べる蟲けらのわたしはどれほど喜びを知る
令和二年八月十六日
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ずいぶんと長く生きてゐる今ごろになつて氣づゐた息することを
令和二年八月十一日
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木の陰の微かな風の流れくる靜かな場所で息を吸ひこむ
令和二年八月二十日
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稻の穗の眞つ直ぐに立ち緑なり入道雲は白く輝く
令和二年八月三十日
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8月最後の日曜日も、まだまだ暑か...
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屍肉なる紅き塊り集まりて食らひつきたる小さき蟻が
令和二年七月十三日
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