はなしのぶ゙さん
のうた一覧
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キッチンに光りあふるるこの朝スピリチュアルかなささくれし指
令和五年三月十四日
2
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訳もなくさびしき夜の厨辺に暗示するがに疼く指先
令和五年三月十四日
3
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逆剥けの指がヒリリと痛む夜しずけさの中飲むレモネード
令和五年三月十四日
7
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爽やかに笑まう貴女のそばに居てわれの懐裡に降るさくらばな
令和五年三月十一日
6
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秋色のスカーフ風になびかさて駈けてきたのか何時ものように
令和五年三月十一日
2
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もこもこのマフラー巻きて逢うのですさみしい貴女をハグするために
令和五年三月十一日
3
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独り居の貴女が待てる日曜日フレックモンブラン抱えて訪いぬ
令和五年三月十一日
3
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潤む瞳に悲しみの海たたえつつふっと笑顔をむけくる貴女
令和五年三月十一日
7
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何時よりか箱の隅へと忘れゐし亡母の指ぬきにび色なりき
令和三年二月五日
4
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冷たきに頬に触れても冷たきに花に埋もるる友が死に顔
令和三年二月五日
5
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遠くから呼ばれたやうで振り向けば不意に足元を吹くつむじ風
令和三年二月五日
5
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綿棒の先のやうなる自尊心ペンケースに入れ議場へむかふ
令和三年一月二十九日
1
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月さへもわが為だけにあると念ふあの思春期のトゲトゲの性
令和三年一月二十九日
2
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竜胆の群れ咲く原に入りゆけばわれの眼窩はパープルの湖
令和三年一月二十九日
1
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うち寄せる波に指先ぬらしつつ覚悟ひとつを明日は捨てやう
令和三年一月二十三日
5
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おだやかな午前十時のファクシミリ清しくおらむと大文字とどく
令和三年一月二十三日
2
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ふかぶかと亡き背子の椅子にあたたまる傷のやはらぐひとりの部屋で
令和三年一月二十三日
6
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制服のなめらかな背の美しさバス停に紅き声ははじける
令和二年十二月六日
4
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沙羅の枝の残り葉は落つ 行く行くはわれもハラリと散る日のあらむ
令和二年十二月六日
4
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解けながら解けながら降る宵の雪われはもあやふき生き物である
令和二年十二月六日
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