はなしのぶ゙さん
のうた一覧
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さかしまに吊されている薔薇の花鮮やかなるを捨てて乾きぬ
令和五年三月十五日
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あたたかき言葉を添へて繪はがきの郵便受けへコトリと屆く
令和五年十二月二十五日
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飛びたちて遠くはゆかぬ雀らの小雪ふるなか食台に群る
令和五年十二月二十五日
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久しくも潮の香りの風を吸ひ足裏に砂のうたを聴きをり
令和二年七月七日
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過去からの附箋いちまいうち捨ててボーダーラインをひよいと越えたり
令和二年七月十五日
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わが裡にちさき善玉ころがしてまよふことあらむこの先の道
令和二年七月二十日
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耳朶を冷たき風が通り過ぐ見送りは今日もここまででいい
令和二年七月二十七日
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風の音に遠くキツネの声を聞く人差し指と小指をたてて
令和二年八月十一日
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むなそこに消化不良の念ひありひと日使いし布巾をさらす
令和二年九月三日
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ふかぶかと亡き背子の椅子にあたたまる傷のやはらぐひとりの部屋で
令和三年一月二十三日
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爽やかに笑まう貴女のそばに居てわれの懐裡に降るさくらばな
令和五年三月十一日
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ひと季を咲き競ふ芥子わが裡の霧の晴れ間の廣野を染めて
令和五年三月二十七日
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耳朶を冷たき風が通り過ぐ都市間バスを見送るわれの
令和五年十二月二十四日
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過ぎて來し道程ほどは生きられぬなれば花壇の雜草をぬく
令和五年十二月二十五日
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ふくよかな月を廚に招きいれこのひじりなる卵黄とかな
令和二年七月十日
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けふひとひら明日もひとひら散りつもり桜の園かわれの懐裡は
令和二年七月二十一日
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蒲公英の綿毛の記憶辿りつつ子らと墓参の道をあゆみぬ
令和二年八月九日
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吾が裡の泪の壺にさす小菊 会い得ぬひとの足音がする
令和二年八月十一日
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濃き眉がよく似ていると言われし夜じっくり遺影の父を見上げる
令和二年八月三十日
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知りしことの哀しさすてぬ パンプキンスウプに十個のクルトン浮かべ
令和二年九月三日
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