四季野 遊さん
のうた一覧
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あたらしいくつをもとめておろかなるおとめのきたいゆめのしなのじ
平成二十一年四月十八日
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よもふけてはるのよかぜのみにしむはうみのかぜやらやまのかぜやら
平成二十一年四月十八日
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いまやがてめをふきそめし鬼灯のなつをまたずにはるはおわるや
平成二十一年四月十八日
1
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いま一度振り向きぞかし麗しの髪を引くとも影を踏むとも
平成二十一年四月十七日
1
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返事無き君は如何にと問う我に答えも在らぬ春の闇夜を
平成二十一年四月十六日
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感情の赴くままに期待して叶わぬことを嘆く愚かさ
平成二十一年四月十六日
2
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あわただし愛しい君のまどろみにともに行きたし霧の夢路を
平成二十一年四月十六日
1
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花椿散らばる道を君と行く振り向く時の眼差しが好き
平成二十一年四月十六日
1
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夕暮れに薄紅の雲仰ぎ君の真上の幸せ祈る
平成二十一年四月十五日
1
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忙しい時間を縫ってひと時の逢瀬を飾る八重桜かな
平成二十一年四月十五日
1
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春雨は思ったよりも冷たくて花水仙のうつむくを見る
平成二十一年四月十五日
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お互いのくゆらす煙草語らいて昼と夜との境目を行く
平成二十一年四月十五日
1
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君無くて何の桜ぞ満月ぞ哀れも寂も君が居てこそ
平成二十一年四月十四日
2
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似たような車をついつい目で追って守られもせぬ約束を待つ
平成二十一年四月十四日
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陽はすでに夏の気配を運び来て幼き青葉照りて輝く
平成二十一年四月十四日
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運命と言えばなんでもおさまるとそれはなかなか卑怯じゃないの
平成二十一年四月十一日
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土曜日というのに仕事いっぱいで桜吹雪に追われて歩く
平成二十一年四月十一日
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廻り来て春爛漫の夕暮れに風が運びし何の花びら
平成二十一年四月十一日
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より紅く咲く桃の花艶なれど実は密やかにやがておちけり
平成二十一年四月十一日
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心には一途な想い留めどもげに宿命...
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ねむたくてつらくてせまい終電の乗り越し怖い揺らぎなりけり
平成二十一年四月十日
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